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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第4話:裏の事情を教えてもらいました
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るわな。
 てか,それで足りるのかどうか・・・」

「やろ?そやからゲオルグくんにも来てほしいんよ。どうやろか?」

はやては俺の目を見つめていた。

(管理局の崩壊か・・・これは行かないわけにはいかないな・・・)

俺は決意を込めてはやての目を見つめると,大きくうなずいた。

それを見たはやては,肩の荷が下りたかのように大きく息を吐いた。

「そう言ってくれてよかったわ。よろしくな,ゲオルグくん」

はやてが明るい声で言っているのは聞こえていたが,
生返事しか返すことができなかった。

(無限の欲望って・・・どこかで・・・)

「ゲオルグさん?どうかされましたか?」

「はい?何でしょう?カリムさん」

カリムさんに話しかけられて,俺は沈みかけていた意識をたたき起した。

「いえ,何やら難しい顔で考え込んでおられるようでしたので」

(言った方がいいのかな? いや,不確実なことは言うべきじゃないな)

「管理局が崩壊すると聞いて,少し平静でいられなかったんですよ。
 申し訳ありません」

「いえ,お気になさらないでください」

それから,お茶をいただきながら今後について少し話をしていると,
クロノさんがそろそろ帰ると言い出したので,今日のところは
解散することになった。

クロノさんとはやてに続いて部屋を出ようとすると,カリムさんに止められた。

「ゲオルグさん。お引き留めして申し訳ありませんが
 もう少しお時間はよろしいですか?」

「ええ,構いませんが」

「ほんなら私らは先に帰ってるわ」

そこではやてたちとは別れることになった。


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