暁 〜小説投稿サイト〜
 作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
 ゆんゆんがカズマのレベルアップに付き合ってついでに女としてもレベルアップする話。
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side:ゆんゆん


 私はゆんゆんと言います。えっ?変な名前だって?私達紅魔族はこういう名前なんですよ。でも私も本当はちょっとおかしいなって思ってたりもするんですよね……


 だって紅魔族っていちいち恥ずかしい名乗りをあげなくちゃいけないし、カッコよさばかり求めて変なことをするし……私も一応はやっているんだけど恥ずかしくてしょうがないです。


 でもそんな風に思っているからか紅魔族の中では変な奴と思われていて友達がいないんですよね、私って。同級生で話せるのはめぐみんくらいですし、いざ村の外に出てもコミュ障だから仲間が出来ないんですよ。


 これでもアークウィザードっていう上級職なのに……


「はぁ……友達作りたいなぁ……出来れば彼氏とかほしいなぁ」
「あれ?ゆんゆんじゃないか。こんなところで何をしているんだ」
「カ、カズマさん!?」


 そこに最近気になっている男性、カズマさんが私に声をかけてきた。


「え、えっと特に用事があるわけじゃなくて……カズマさんこそどうしたんですか?」
「俺は今からレベル上げに行こうとしていたんだ」
「えっ……お一人でですか?」


 カズマさんは私の友達のめぐみんやアクアさんとダグネスさんとパーティを組んでいたはず、それなのにどうして一人でレベル上げに行こうとしているんだろう。


「めぐみんとかはどうしたんですか?」
「実はな……」


 話を聞くとどうやらアクアさんとケンカしてしまったらしく、カズマさん以外の3人は上級職なのでレベルの低さをバカにされたみたいだ。でもカズマさんはあの3人を上手く纏めているし足手まといだとは私は思わないんだけどなぁ。


「そうだ。もしゆんゆんが良かったらしばらく俺とパーティを組んでくれないか?」
「わ、わたしがカズマさんとパーティですか!?」


 カズマさんの提案に私は声を上げてしまった。だってパーティを組んでほしいなんて言われたの初めてだから……


「イヤなら他をあたるけど……」
「イヤじゃないです!私、カズマさんとパーティを組んでみたいです!」
「お、応……それならこれからしばらくの間よろしく頼むな」
「はい!」


 ひょんなことからカズマさんとパーティを組むことになった私、なんだかとても楽しみになってたかも。


 それから私はカズマさんと一緒に色んなクエストをこなしていった。魔獣退治や探し物、いつもは一人でやっていたクエストもカズマさんと一緒だと楽しい。


 カズマさんは戦闘では機転を活かしてチャンスを作ったり、敵の隙を生んだりとサポートが非常に上手だ。正直冒険者という低いレベルの職業なのかと疑ってしまうくらいだ。


(カズマさんと一緒だと楽
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