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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
幕間
幕間:丹下 真教
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何度も主を呼び、手を伸ばす。
彼女のマスターはナイチンゲールに取り押さえられていたが、いつの間にか後頭部を撃ち抜かれて殺されていた。
なので、どれだけ呼ぼうが返事は無い。

「マスター…どこにいる!?マス…ター?マスターとは…一体…だ、れ…?」

やがて、伸ばしていた手がだらりと垂れ、頭もかくんと垂れた。

数秒の後、彼女はゆらりと立ち上がる。

「……」
「こいつも見たことねぇサーバントだな。おい、名前はなんて言うんだ。」
「スカ…サハ、影の国の女王…?否、私は恋様の忠実なる奴隷……。」
「ああ、そうだ。てめぇは俺様の奴隷、『マンコ十四号』だ。」

そう、令呪なんておまけだ。
この人の能力は、犯したサーヴァントを完全に自分のものへとする。
正確に言えば、彼の体液…もとい精液を体内に入れられた者は霊基を書き換えられ、彼の思うがままにされるそうだ。
先程彼が言ったように、この方法で合計14騎ものサーヴァントを我がものにしてきた。

彼自身はこれを『霊基書換』と呼んでいた

ちなみに霊基をいじって身体改造も可能。
一度に何十人も妊娠させて産ませたり、自分の糞便しか食べられないようにしたり、この前は複数のサーヴァントの口と肛門を繋げて遊んでいた。

彼はそんな猟奇的で拷問じみた事をして、手を叩いて子供のようにケタケタと笑っていた。
最初は引いていた俺だが、奴の機嫌を損ねてしまえばどうなるか分からない。
だから、一緒になって笑った。

しかし、そのうち芽生えてきた真っ黒な感情があった。
その感情とは…

「やめろ…やめろ!!やめろおおおお!!!!」
「うるせぇ黙ってろ。てめぇのマンコは俺様がもらってやる。」

その能力上、彼は人からサーヴァントを奪い、レイプする。
無論マスター達は取られまいと抵抗する。
しかしこちらは10騎以上のサーヴァントを連れ、333画の令呪持ち。
抵抗しようが全くの無駄だ。
そうして残酷にもサーヴァントは奪われ、目の前で犯されていく。
マスター達は皆虚しい叫び声を上げたり、咽び泣いたり、あるいは言葉を発さなくなる。

その瞬間、その時だ。
俺は…何か自分の奥底からふつふつと湧き上がる未知の感情を知った。
誰かのものがこいつに犯されている時、何故かとても興奮する。
下半身が熱くなる。ふと下に目をやれば勃起している。


「俺の三蔵ちゃん返してくれよ!!!」

「ジェーン…?どうして俺に銃を向けるんだ…?」

「俺が誰だかわからないって!?その汚らしいおっさんはマスターじゃない!戻って来い!!??!」

「一緒に約束したじゃないか…!俺達のマハトマを見つけようって!なのに…なん、で…」

「ぐるじい…くる…しい…っ!セミラ、ミス…どうじ
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