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ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第94話
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おい!何でガスが一方的にやられてるんだよ!?」

「宇宙一になったんじゃないのか!?」

マキとオイルは宇宙一になったはずの弟が一方的に痛め付けられている状況に困惑している。

「己っ!」

激痛に耐えながら何とかベジータに気弾を撃ち込んで脱出し、瞬間移動で背後を取り、武器を作り出して殴り飛ばそうとするが、ベジータはそれを掴み止める。

「貴様の使える能力はグラノラとほとんど同じだろう?ならば瞬間移動をしてもある程度の予測は出来る。そんな雑な瞬間移動、カカロットの瞬間移動に遠く及ばん」

10年以上も使い続けた悟空の瞬間移動と比べればグラノラとガスの瞬間移動は雑過ぎた。

ついでにベジータも短時間だが、瞬間移動の修行をしたこともあるので何となくだが分かる。

「破壊」

ベジータはガスに破壊玉を直撃させると喰らったガスは破壊のエネルギーに自分を構成する物をバラバラにされそうな激痛を味わいながらガスは爆発に呑まれた。

「五体満足か、頑丈さだけは大したもんだ」

破壊のエネルギーが消滅した場所ではガスは五体満足だが、相当のダメージを受けていた。

「(何とかベジータが限界になる前に倒せたみてえだな)」

ベジータは平然としているように見えているが、悟空は僅かにベジータの動きが悪くなっていることに気付いていた。

長期戦に持ち込まれる前に終わらせられて良かった。

マキとオイルがガスに駆け寄り、助け起こそうとするがそこに諸悪の根源であるエレクが現れ、ガスの何かを外したかと思えば突然気が増大し、筋肉が膨れ上がって角が生えたかと思えば獣のような雄叫びを上げながらベジータに襲いかかった。

「何!?」

突然の変貌に驚きながらもベジータは何とかかわす。

これ以上のダメージは無理が生じるからだ。

ガスの拳が地面を穿ち、衝撃波を撒き散らす。

あまりの破壊力にベジータが吹き飛ばされ、首を掴まれて電流を流されてしまう。

「があああっ!?くっ!その汚い手を…放しやがれ!!」

咄嗟に肘をガスの腕に叩き込んで離れる。

体の痺れに体が上手く動かずベジータの腹にガスの蹴りが入った。

「ごっ!?」

まともに喰らったベジータは今までのダメージの蓄積と体の痺れにより気で防御することも出来なかった。

痛みに悶えるベジータを殴り倒し、地面に倒れたベジータを何度も殴り付ける。

「や、やべえ!ベジータの奴、ダメージを喰らい過ぎてる!このままだとやられちまう!グラノラ、じっちゃん!少し離れてろ!!はあっ!!」

悟空は超サイヤ人ブルーに変身し、身勝手を併用するとベジータに気を取られているガスの頬を蹴り飛ばした。

「カ、カカロット!?」

「交代だベジータ…これ以
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