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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
のほほん伝説
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ハイルおっぱい! オールハイルおっぱい!」」」」」」

 へ、変態が……変態さんが一杯います。火付け役は私だったとしても……これはなんというか…………

『オールハイルおっぱい! オールハイルおっぱい!』

 うわあああああああ! 何か周りの人が更に感染しています! とりあえず声を抑えてください!声を……

『オールハイルおっぱい! オールハイルおっぱい!』

「どうやら貴様らには元気が有り余っているようだな……」

 そりゃあれだけ騒げば織斑先生が気づくのは当然なわけで。
 全員の首がギギギと機械のような音を立ててそこに立っている般若を見ました。

 予想通り……いえ、これは予想外です。肩を震わせながらいつもの顔からは想像できない笑顔を浮かべ、額にはしっかりと青筋を浮かべた織斑先生がそこにいました。

『オールハイル織斑! オールハイル織斑!』

 今更変えても遅いわけで!

「貴様ら全員グラウンド100週をくれてやろう。そうだな、制限時間は3時間もあれば十分だろう」

『……………………………』

 ちなみにIS学園のグラウンドはISが十分活動できるようにと一周5km。つまり100週は500kmであり500kmを3時間で走るためには時速170qを出さないと間に合わないわけで……貴方たち人間じゃねえ! 状態になるわけですね。

「時間内に走れなかった奴にはもれなく私が鍛えなおしてやろう。どうだ、嬉しいだろう?」

『サ、サーイエッサー……』

 織斑先生の言葉が終わった途端、アリーナの一部に何かが落下しました。

「あんたねえ! 何ポンポン回避先読まれてるのよ!」

「鈴さんこそ無闇に突っ込むのがいけないのですわ!」

「セシリアだってポンポンビット出すじゃない! エネルギー切れ早いし!」

 落ちてきたのはセシリアさんと鈴さんでした。どうやら山田先生の勝利のようです。
 なんというか……どっちも代表候補生だけあって的確に弱点を言い当てているので余計評判を落としているような……
 言い合いを続ける二人を織斑先生がいつものように出席簿で叩いて黙らせました。痛がってる二人は当然IS装備ですけど何か?

「さて、これで諸君にもIS学園教員の実力は理解できただろう。以後は敬意を持って接するように」

 織斑先生の言葉を聞いて私は後でセシリアさんたちに記録映像見せてもらおうと心に決めました。そうしないとダメな気がします。

「よし、それでは実習を始める。専用機持ちは6人だな。では6〜7人のグループに別れろ。専用気持ちがリーダーとなってやること。いいな?」

 あの〜織斑先生……そのやり方だと……

 予想通り大半の人が一夏さんとデュノアさんに突進。
 織斑先生がし
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