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<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
8話「カゲギシ砂丘 綺麗な砂の主」
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見向きもせずにそのままヤマカの元へ歩いて行った。
「ヤマカさん」
「なんだい?」
「これから、あいつら・・・どうします?」
ヒョウリが見た先では、再会に喜ぶ親であるシロデスナと子供のスナバァが居た。
「デスナ」
「スナァ〜」
そんな親子を見てヤマカは。
「・・・そうだねぇ」
そう声に出した。


時間が流れて夕方。ロケット団を撃退したサトシ達は、ロケット団のメカに掴まったポケモン達を無事に全て助け出し、そのまま野生のポケモン達は、帰っていった。だが、シロデスナとスナバァだけは、その場に残った。
「ありがとう。君たちの協力のお陰で」
「いいえ。俺たちは、ただ通りかかっただけですし」
ヤマカに礼を言われて、サトシが代表して言葉を返す。
「ところで、ヤマカさん」
「ん?」
「今後、スナバァとシロデスナは」
マナオは、近くにいる親子を見ながら話す。
「シロデスナとスナバァには、このままこの砂丘に居て貰い、共にいい観光スポットを作ろうと思う」
「本当ですか」
マナオは、心配した顔で聞いてみるとヤマカは、自信を持って答える。
「あぁ大丈夫。最初の出会い方は、悪かったがあの二人は悪いポケモンじゃない。いや、悪いポケモンなんていない。だから、分かっていけるさ。同じ、この場所を綺麗にしたいという思いがあるなら」
「そうだよ、マナオ。きっと、仲良く出来るさ」
サトシも、笑顔でマナオに言う。
「それなら、いいですね」
「あぁ、きっと上手くいくさ」
「俺もそう思います。お前も、そう思わないか。ヒョウリ」
「ん?まぁ・・・上手くいくんじゃないか」
そうヒョウリは、顔反らして答えた。そうして、サトシ達はヤマカやシロデスナ親子と別れの挨拶をする時間へなった。
「それじゃあ。俺たち、チョウドタウンのポケモンセンターへ行きます」
「明日の朝には、南へ行きますので、ここでお別れです」
サトシとヒョウリが、そう説明していく。
「そうか。なら、ここでお別れだな。サトシ君、ヒョウリ君、マナオ君。本当に、ありがとう」
ヤマカは、彼らに改めて礼を言った。
「シロデスナ達と頑張って下さいね」
「俺らも、応援してます」
マナオとサトシは、最後にそう伝えた。
「じゃあな。シロデスナ、スナバァ」
「ピカピカ」
「バイバイ」
「カラカラ」
サトシとピカチュウ、マナオ、カラカラは、彼らにも手を振って別れを言った。
「デスナ」
「スナスナ」
それに答えて、シロデスナやスナバァも返事をして、彼らを見送った。


サトシ達は、砂丘から出ると、予定通りすぐ近くのチョウドタウンに向かった。
「疲れたな」
「ピィカ〜、」
「えぇ、疲れましたね」
サトシやピカチュウ、マナオはそう疲れた顔で言うと。隣にいたヒョウリも同じことを
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