1章「新しい旅先」
8話「カゲギシ砂丘 綺麗な砂の主」
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ンボルトだ」
「ピィカァチュー!」
ピカチュウの電撃で壁を壊そうとしてみたが、全く効かない。
「中も電撃が効かないようになっているのか。こうなったら、カラカラ。手伝ってくれ」
「カラァ」
「ピカチュウはアイアンテール。カラカラは、ボーンラッシュだ」
「ピカァ」
「カラァ」
続けて、壁に向かって(アイアンテール)と(ボーンラッシュ)で攻撃をするのだが。
「くそ。硬すぎる」
壁には、特にダメージが入らなかった。
その頃、外に居るヒョウリとマナオ、ヤマカは。
「一体、どうしたら」
「ヒョウリさん。師匠が」
「あぁ、分かってるよ」
何とかサトシ達を助けようとしていたところ。
「デスナァ!」
側に居たシロデスナが、一気にロケット団のメカ目掛けて突っ込んで行った。
『なんか、来たぞ』
『シロデスナだにゃ』
『ふん。やっておしまい』
『ハイドロキャノン、発射!』
すると、メカの胴体部の両側から大きなパイプ2本が飛び出し、中から水を勢い良く吹き出した。そして、近づいて来たシロデスナに、ぶつけた。
「スナァァァ」
そして、シロデスナはその場で倒れ込んでしまう。
「あっ」
「水が」
「どうやら、対じめんタイプ用の武器らしいな」
『なぁ、ハァハ』
『万が一に備えて、水攻撃出来るように設計してあるんだよ』
『近くの海から海水を吸い上げて撃つ』
『それに、モーターの冷却用としても使える。例え、海水で腐食しても今日限りだから問題はない』
そうロケット団が丁寧に説明していくと、ヒョウリが何か思いついた。
「そうか!」
彼は、仕舞っていた遠隔式ボールボックスを取り出すと、中にモンスターボールを入れた。そして、袖からハッサムの入ったモンスターボールを出して、投げた。
「ハッサム」
「ハッサム。奴らに、エアスラッシュ。奴らの注意を引きつけろ」
「ハッサム」
ハッサムは、彼の指示通りにロケット団のロボット目掛けて、(エアスラッシュ)を放ち、回りり込む。
『今度は、何よ』
『ハッサムだにゃ』
『こないだの暴力ジャリボーイのポケモンか』
『折角だし、こいつも奪って上げなさい』
『了解だ』
ロケット団は、ハッサムへ吸引口を向けて吸引を開始した。
(今だ)
ヒョウリは、横からボールボックスを吸引口に目掛けて投げた。そして、ボックスは吸引されていった。それを確認したヒョウリは、ハッサムを退かせた。
「よし、ハッサム。戻れ」
『うん?あいつら、撤退するぞ』
『どうするにゃ』
『いつもなら、あいつらもゲットしたいけど。深追いは、禁物よ』
『よし。さっさと行くか』
『いざ、撤収にゃ』
そうして、ロケット団は彼らから去ろうと、移動を始めた。
「どうすれば」
あれから、サトシはロケット団のメ
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