最終章 みんなが幸せでありますように
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一時しのぎのことに過ぎないかも知れないけれど。
でも、いいよね。
わたしはもう、いいよね。
だって神様なんかじゃないんだから。
ただの泣き虫の女の子だったんだから。
またいつか戻れるのかな、そんな自分に。
そんな日々に。
大丈夫。
戻ればきっと、みんながいる。
願えばきっと、みんがないる。
願えばきっと、みんな笑っている。
だからわたしは願うんだ。
みんなが幸せになりますように。
世界が笑顔で満ち溢れますように。
そう。
楽しい日々が始まるんだ。
だから待とう。
信じて。
それが何十億年の後であろうとも。
それは宇宙の一瞬なのだから。
だから目を閉じて。
16
そして、そっと目を開けば、ほら……
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