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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
拓夢切れる!
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「くそっ、あたらねえ!」
「何やってんのよ一夏!しっかり狙いなさいよ!」
そんな事言っても、当たらないものは当たらないのだ。
一夏は非常に焦っていた。
頼みの綱である零落白夜も、当たらなければ無いのと同じ。
鈴の衝撃砲でなんとか牽制できているものの、ダメージはさほど与えられていなかった。
凶暴な奴だ。それが一夏がゴーレムに感じた第一印象だった。
両腕の砲台から放たれるレーザーは高出力で、当たればエナジーが削られるだけではすまない。
痛みもくるだろうし、絶対防御が発動してしまうかもしれない。それほどの威力。
さらに恐ろしいのは、こちらの話を聞こうともしない姿勢。
なんど話しかけても応答は無く、決まって標的にされるのだ。
作戦会議の暇すら与えないという気迫で、ゴーレムが二人を狙って攻撃を仕掛ける。
基本は固定砲台よろしく打つだけだ。その場からのレーザー射撃。だが、それが厳しい。
腕だけではなく、肩や胴からも放たれるレーザーを回避し続けるのは、並大抵の集中力じゃ続かない。
一発もクリーンヒットしていない一夏と鈴の状況は、奇跡とも言っていいものだった。
少しでも気を抜けばやられる。その事が本能的に理解させられているのだ。
「なぁ、鈴!あいつの動き変じゃないか?なんこう、機械染みているっていうか・・・」
一夏が気が付いたのは単純なことだった。
レーザーの打たれるタイミング、角度や間隔が一定なのだ。独自のリズムに基づいて、一定間隔で放たれるレーザーを回避しているうちに発見したことだった。
「元々ISは機械よ?あんた何言ってんのよ!」
「そうじゃない、なんだろう・・・。あれって本当に人が乗っているのか?」
余りにもおかしい。もしかしたら、という考えが一夏の中で渦巻く。
「当たり前でしょ、ISは人が乗らないと動かない・・・。でも、確かに機械染みているってのは分からなくは無いわ」
鈴にも思い当たる節はあった。
不可視の筈の衝撃砲。だがISの機能を使えば探知することも出来るのだ。だが人間の心理上、不可視のものをセンサー頼りで回避するのは困難である。どうしても視覚に頼って行動するからだ。だが、このISにはその隙がなかった。
まるで、精密機械が動かしているような、そんな反応だった。
「いいわ、仮にあれが無人機だと仮定するとして。何か打つ手はあるの?」
「ある」
そう言い切った一夏の目には確かな光が満ちていた。
それを見た鈴は、察する。おそらく何か自信を持てる策があるのだと。
「分かった、協力してやるわよ。何をすればいいの?」
そこからは速かった。
攻撃を回避しつつ二人で二言三言話し
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