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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
今後の対策と厄介者
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手の魔法を一時的に使うことが出来る力であるが、必須条件は、一時間以内に見た魔法だと言うこと。
「姉にミライが勝てたことはない。」
「そうですね。でも今の僕には新しい仲間がいる。」
「仲間とはコイツら?」
ディエチが僕に保管室の中に倒された局員の姿を見せた。
「コイツらは生きていますが、早く手当てをしないと大変なことになりますよ。」
「オオカリ二等陸佐、応答してください。」
オオカリ二佐とも連絡が取れなかった。
「到着。あれ?ミライじゃん、何してんの?」
現れたのはNo.6セインだった。
セインの手には今さっきまで一緒にいたオオカリ二佐が捕まっていた。
「スクライア二等陸士、至急機動六課に行って応援を求めてきてくれ。」
「訳が分かりませんが、了解しました。」
僕は今、通信が繋がったスクライア二士に応援要請を頼むように伝えた。
「そんなことをしても無駄なのでは?」
「バイス、set up。」
『set up.』
僕はこの三人には勝てないだろうけど、じかんを稼ぐことは出来る。
「チンク姉、どうしますか?」
「姉としては目的を達成したから逃げようと思う。」
それを聞いた僕は
「バインド。」
僕はこの中で一番上のチンクに掛けた。
「ミライ、姉を捕まえても意味はないのだぞ。ここで狙うべきなのは」
「よっと。私でした。ばいばい。」
セインがチンクとディエチを連れて地面に潜っていってしまった。
「そんな。」
僕は悔しくて仕方がなかった。


「どうしたら隊員が全滅するんか気になるんけど聞かないでおいた方がよさそうやな。」
一人無傷だった僕は入院していない隊員たちと協力して部隊を機能させていた。
そんなところに狸が訪ねてきた。
昨日は夜遅すぎて応援は頼めなかったが、今日になって視察に来た。
「未来准将、病院に確認したところ、重傷者はいませんが、最低三日間は出勤はさせられないとのことです。」
「出勤禁止の隊員の人数は?」
「技術研究部で9人、魔法指導部で3人、情報部で6人、実行部隊で12人の計30人です。」
「技術研究部の残っている隊員を全て情報部に廻してください。魔法指導部の残っている人は一時的に実行部隊に廻してください。」
僕は緊急時に備えて、情報部と実行部隊の二つのみにした。
「こんなんで機能は補えるんか?」
「技術研究部は無理に作らなくてもいい、魔法指導部は実行部隊の曹長以下を教えるのが仕事であるからして今は不要。ですので2つにしたのです。」
心配そうにみる狸。
実際に一部隊が壊滅状況に陥っているのだから仕方がない。
「エリカ・ハーレン准陸尉を読んできてください。」
僕は先程、報告に来た少年にハーレン准尉を呼んで来るように頼んだ。
「どうして人を呼んだん?」
「それはもちろん調査
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