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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
今後の対策と厄介者
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スクライア二士のおかげで、すぐに地上本部にいくことができた。
地上本部に集まっている人数は数えることが出来ないほどたくさんいた。
「全部隊長が集まりましたのでこれより緊急会議を開始します。」
オーリス三佐が司会を務めていた。
「それでは技術部より嫌な報告です。」
段上に上がってきたのは白衣をきたおじさんだった。
「技術部からですけど、昨日に強行調査専門部隊より頼まれていたガジェットの解析ですが、解析は完了しましたが、良くない結果が出てきました。まず、一番厄介なのはAMF正式名称Anti Magi-link Fieldと言いまして、これはAAAランクの高位防御魔法です。これについては、効果範囲内の魔力結合を解いて魔法を無効化します。しかし無効化されるのは魔力結合をした魔法ですので、それ以外なら倒すことが可能です。以上です。」
「ガジェットの戦闘は本局の機動六課に任せることにする予定でいます。」
オーリス三佐の補足が入った。
それもそうですよね。
僕たち地上本部には高位魔導師がいない、それにいたとしても能力限定を掛けられているため殲滅は厳しい。
機動六課と同じくらいの戦力になる部隊は地上本部管轄部隊には無いであろう。
「続きまして、今後のガジェット対策ですが、先ほども言いましたが、この案件は機動六課に回すつもりです。ですのでガジェットを発見した場合はすぐに機動六課に連絡するように。もし繋がらない場合は強行調査専門部隊に連絡してください。」
「ちょっと待ってください。」
僕は声を出してしまった。
全員の視線が僕に向かってくる。
「どうして僕の隊なんですか?別に他の隊でも良いでしょう。」
「仕事数が地上本部管轄部隊の中でも一番少ない部隊には振り分けただけですが。」
「僕の部隊は機動六課の監視があるんですよ。それに明後日は違法研究所の取り締まりの任務。それに加え、ガジェットの殲滅はほとんど不可能です。」
僕は今後の部隊予定を告げた。
「その点は心配いりません。機動六課と連絡が取れない場合のみですから。」
「それでも僕の隊ではきついのですが。」
「頑張ってください。」
オーリス三佐は呼吸を整えると、
「と言うわけですので、緊急事態のみ強行調査専門部隊に連絡するように。それではレジアス中将より一言。」
マイクを持ったレジアス中将が段上に上がった。
「我らはミッドチルダを本局の力を借りずとも護れるところを証明するいいチャンスだ。全員、気を引くな。」
レジアス中将の少ない演説は僕の心に残った。
「本局の力を借りずか。」
「どうしました准将?」
オオカリ二佐が僕の方を見てきた。
「緊急事態がいつ起こるかわからない以上、研究所に行くのは早くした方がいい。明日の朝早くに任務を開始する。」
「えっ。」
オオカリ二佐が不
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