第二章
[8]前話
「日本のお菓子の」
「羊羹だよ」
ロビンソンはまた答えました。
「それだよ」
「そうだね、まさかこうした組み合わせなんてね」
「思わなかったね」
「うん、本当にイギリスのね」
「スコーンやケーキのだね」
「そうしたものだと思っていたら」
それがというのです。
「他の国のそれも三国だなんてね」
「お母さんが買ってくれたんだ、君も来てお茶を楽しむと聞いて」
「それでなんだ」
「用意してくれたんだ、三つ共安かったそうでね」
「だから買ってだね」
「今から食べるんだ」
一緒にというのです。
「それでいいね」
「うん、僕はお菓子なら何でも好きだよ」
ダッチェスは笑顔で答えました。
「鼠のパイは苦手でもね」
「それでもだね」
「うん、大好きだから」
お菓子は何でもというのだ。
「それじゃあね」
「一緒に食べようね」
「そうしようね」
笑顔でお話してでした。
二匹で多国籍な三段セットとミルクティーを楽しみました、ここでダッチェスはロビンソンにその中で言いました。
「ミルクティーは何にでも合うね」
「どの国のお菓子にもね」
「これはイギリスでいいね」
「紅茶についてはね」
紅茶のお話もしました、そちらも最高でした。本当に今日のお茶会は二匹にとって最高のものになりました。
子豚のロビンソンのお話V 完
2022・8・31
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