暁 〜小説投稿サイト〜
<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
6話「ハルタス地方・ヨヨミキシティ トレーナー・ベストカップへの挑戦」
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む。そんな、楽しそうなイベントあるなら、参加するしかないだろ」
「はぁー、そうか」
熱くなったサトシは、ヒョウリにそう答えると、次にマナオに向かって言った。
「なぁ、マナオ。お前も参加しないか?」
「え?えぇ!わ、私もですか?」
「あぁ、お前の修行にもなるし、きっと参加することで、よりマナオもカラカラも強くなれるはずだ。そして、何かを学ぶことも出来る」
「で、ですけど、私じゃあ。それに、ベテランのトレーナーでも達成が難しいのに、私なんて」
「やる前から、何諦めてるんだ。失敗なんか恐れちゃ駄目だ。それに、例え失敗しても、それはただ負けたんじゃない。より、自分が強くなれるチャンスなんだ」
「強くなる・・・チャンス」
「あぁ、どんな事にも無駄なんてない。今まで、俺だっていろんなバトルや大会にも出場したけど、何度も負けたり、失敗もした。そうして、ドンドン強くなって来たんだ」
「・・・」
サトシが、そうマナオに説得をするのだが、俯いてしまった。
「あ、どうしても、嫌ならいいんだ。無理してでも、参加して欲しい訳」
「分かりました」
「!」
「やってみます。私も、試練に挑戦します」
「あぁ。そのいきだぜ、マナオ」
「はい」
「それじゃあ。早速、特訓に行くぞ!」
「はい、師匠!」
「おい、お前ら」
「なんだ、ヒョウリ。お前も参加」
「お前ら、自分のポケモンを預けたのを、忘れたのか?」
「あっ」
「そうでしたね。てへ」
「たくよぉ」
「「あ、は、は、は」」
サトシとマナオを見て、呆れるヒョウリ。そして、苦笑いで返す二人。
「さて、予定通り買い物行くぞ。キズぐすりや食料とか、いろいろ買う物多いからな。特訓は、戻ってからだ」
「そうだったな」
「では、行きましょう。いやぁ、街での買い物久しぶりです。あ、けど。私、あんまりお小遣い無いんですよね」
「じゃあ、師匠に奢って貰え」
「えぇ、俺が?てか、まだマナオを正式に弟子入りさせてないんだぞ」
「けど、お前が誘ったんだから。似たようなもんだろ」
「師匠、お願いします。いつか、お返ししますから」
マナオは、両手を合わせてお願いをするポーズを取り、それを見て、サトシは折れた。
「・・・ハァー」
ポケモンセンターを出たサトシ達は、そうやって街へ買い物に向かった。


2時間後、買い物と昼食を終えたサトシ達は、ポケモンセンターに戻って来た。
「はい、貴方達のポケモンは、元気になりましたよ」
受付で、ジョーイから預けた自分たちのポケモンの入ったモンスターボールやサトシのピカチュウを返された。
「ありがとうございます」
「ピカピ」
「ピカチュウ」
「チャ〜」
サトシに飛びついて来たピカチュウを、サトシは抱きしめて受け止める。そして、サトシは、ピカチュウの
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