1章「新しい旅先」
6話「ハルタス地方・ヨヨミキシティ トレーナー・ベストカップへの挑戦」
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嬉しい涙ですから」
「嬉しい?」
「はい。私とカラカラの初勝利のです」
「あっ。あぁ、そうだ。マナオの初勝利だ。おめでとう」
「はい」
「この調子で、明日も頑張ろうな」
「はい。頑張って、明日の試練。必ず達成してみせます」
サトシとマナオが、話していると。
「良い所で悪いが、さっさとポケモンセンターに戻るぞ。ポケモン達を回復させないといけないし。明日に備えて、晩飯を食って、さっさと寝ないとよぉ」
「そうだな」
ヒョウリに言われて、全員でポケモンセンターに戻って行った。
「ところで、ヒョウリさん」
「ん?なんだよ?礼なら」
「前から思ったんですけど。貴方、本当に意地悪な人ですね」
「はぁ?」
ヒョウリは、彼女の言う言葉の予想が外れて、そう口から漏らす。
「そうだよな」
すると、マナオの隣で歩くサトシも彼女に肯定し始めた。
「おいおい。俺は、こいつの為に、煽ったり唆したりしたんだぜ。むしろ、感謝して欲しいよ」
「だとしても、もっと別の言い方とかあると思います」
「悪いなぁ。俺は、こういうやり方が、性に合ってるんだ」
「師匠も、どうしてこの人を仲間にしたんですか?」
「いや、俺も何となく。」
「今すぐ、この人だけ脱退させましょう」
「おい、お前。俺に対して、急に態度が変わったな。あれか、初勝利したからって調子に乗ってるな」
「いえいえ。貴方にも、感謝はしています。ただ、師匠の言葉の方が、何倍も心に響きましたから」
「おい、サトシ。今度の特訓付き合ってやるよ。この女をボコボコにするから」
「まぁまぁ、落ち着けって。マナオも、ヒョウリが助けに来たから助かったんだからさぁ」
「師匠が、そう言うならいいですけど」
喧嘩しつつも、賑やかな3人は並んで、ポケモンセンターへ戻った。
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