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<ポケットモンスター トライアル・パレード>
1章「新しい旅先」
5話「新しい仲間 弟子志望 マナオ」
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、ヒョウリ。プレッシャー与えすぎだぞ」
「そうでもしないと。あの女、悩んで悩んで時間かかるだろうし、プレッシャー与えていた方が、弟子入りしなくても済むだろ。一応、お前の方が、勝つとは思うけど」
「・・・だけど」
「わ、分かりました」
「「ん」」
「見込みがあれば、いいですね?」
「あ、あぁ」
サトシが、そう頷くと、マナオは答えた。
「なら。その試練、受けます」
「それじゃあ、さっさとやるか。俺が審判をする」


彼らは、ポケモンバトルが行いやすい広々とした場所へ移動した。そして、審判を務めるヒョウリがルールの確認を始めた。
「ルールだが、互いにポケモン1匹ずつ。どちらかが戦闘不能になるか降参した方が、負けということでいいな」
「あぁ」
「はい」
「では、お互いにポケモンを出せ」
「頼むぞ。ピカチュウ!」
「ピカァ!」
ピカチュウは、サトシの前に出て、戦闘態勢を取った。
「行け、カラカラ!」
「カラァ!」
マナオは、モンスターボールを投げてカラカラを出した。
「それでは、・・・はじめ!」
ヒョウリの合図でバトルが開始した。
「行くぞ!ピカチュウ、でんこうせっか」
「ピカァ!」
サトシのピカチュウが、先攻を取った。ピカチュウは、(でんこうせっか)でカラカラへ突っ込んでいく。
(さて、マナオのバトルは、はじめて見るが、どう出る?)
サトシは、マナオとカラカラを見てそう考えた。
「よし!カラカラ、ホネブーメラン」
「カラァ!」
マナオは、カラカラに指示を出した。カラカラは手に持った骨をブーメランの如く、突っ込んでくるピカチュウへ投擲した。(ホネブーメラン)、カラカラの必殺技の1つで、手に持つ骨をブーメランとして扱う遠距離技。
「躱せ」
「ピカッ」
ピカチュウは、向かってきた(ホネブーメラン)を難無く躱した。だが、(ホネブーメラン)は、言葉通りブーメランの様な技、つまり投げた攻撃(骨)が返ってくるのだ。ピカチュウは、回避した後も、カラカラ目掛けて突っ込んで行く。そのピカチュウの後方から骨が飛んで近づいて来ている。
(お、気が付いていない感じ?よし、このままピカチュウに当たれば)
マナオは、舌で軽く自分の唇を舐めて、ピカチュウを睨む。
そして、次第に骨は勢いよくピカチュウへ近づく。
(よし、いいぞ)
接触まで、あと少しの所でサトシが叫んだ。
「今だ、躱せ!」
「ピカァ!」
ピカチュウは、サトシの言葉通り、回避行動を取り、見事に後方から飛んできた攻撃を躱した。それも、後方を見ないでやって退けた。
「な、後ろも見ないで」
「カラッ!」
その芸当に、マナオとカラカラは驚いた。そして、カラカラは投げたホネブーメランを受け取る体勢を行った。
「よし、でんこうせっかのまま突っ込め」
「ピ
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