第三章
[8]前話
確かにある程度でも通じた、それで旅行の間は彼女もフランスでフランス人と会話が出来た。それでだった。
美桜は日本に帰って周りに旅行のことを話したのだった。
「いや、そうした意味でもです」
「スペイン語大きいですね」
「フランスでも通じるとなると」
「確かに」
「ポルトガル語もわかりますし」
この国の言語もというのだ。
「ひいてはブラジルもで」
「それも大きいですね」
「ブラジルって人口二億はいますし」
「二億もの人と会話出来るとなると」
「本当に大きいですね」
「しかも同じラテン系の言語なので」
美桜はさらに言った。
「イタリアでもです」
「あっ、そうですね」
「元々あっちが元ですね」
「イタリア語の方が」
「ラテン語がはじまりですからね」
「そしてスペイン語もなので」
「そうなんですよね、いやスペイン語がわかれば」
美桜は目を輝かせて話した。
「フランス語がわかって」
「ポルトガル語もイタリア語もで」
「そうした言語もわかるんで」
「余計に凄いですね」
「そうです、本当にスペイン語は大きいですね」
美桜はあらためて言った。
「覚えて喋ることが出来ますと」
「そうですね」
「凄く大きな言語ですね」
「日本では英語より重視されていないですが」
「その実はですね」
「そうした言語ですね」
「そうなんですよ」
こう言うのだった。
「本当にね」
「ですね、ではです」
「日本でもですね」
「スペイン語をもっと学ばれる様にしていくべきだと主張し」
そしてというのだ。
「実現される様にします」
「それがいいですね」
「中南米との交流も深めるべきですし」
「それでは」
周りも賛成した、そうしてだった。
美桜は実際に日本でのスペイン語普及を唱えその実践を進めていった、その結果日本でスペイン語を話せる人が増えてスペインや中南米諸国だけでなくそちらからもフランスやイタリア、ポルトガルとの交流も進んでいった。
スペイン語もだけれど 完
2022・10・21
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