第四幕その七
[8]前話 [2]次話
「くつろいで過ごすのはどうかしら、ゲームをしてもいいし」
「どんなゲームでもいいのね」
「ボードゲームでもテレビゲームでもね」
「スマートフォンでもいいのね」
「それぞれが好きなゲームをね」
読書と一緒にというのです。
「してもいいわよ」
「そうなのね」
「兎に角ね」
「午後はそうしてなのね」
「過ごすのはどうかしら」
「静かな休憩ね」
「それをしてね」
そのうえでというのです。
「楽しむのはどうかしら」
「それもいいわね、午前中は身体を動かしたし」
「それならでしょ」
「午後はゆっくりね」
「そうして楽しみましょう」
「わかったわ、それじゃあね」
「あと明日だけれど」
オズマは次の日のこともお話しました。
「お芝居があるから」
「お芝居なの」
「王宮でね、それも幾つもね」
「それでそのお芝居を観てなのね」
「ミュージカルもあるから」
そちらもというのだ。
「そうしたものを観てね」
「過ごして」
「楽しむのね」
「そうしましょう」
「わかったわ」
ベッツイはオズマの言葉に笑顔で頷きました、そのうえで。
午後は皆で王宮の憩いの部屋で漫画や小説を読んでゲームをして過ごしました、その中でボームさんはといいますと。
ファミリーコンピューターで遊んでいました、かかしと樵はそのボームさんを見て笑顔で言ってきました。
「また懐かしいもので遊んでいるね」
「そうだね、随分久し振りに観たよ」
二人でこう言います。
「このゲーム機はね」
「僕達も随分遊んだね」
「そうだったね」
「色々なソフトがあってね」
「楽しかったね」
「それからスーパーファミリーコンピューターや64が出て」
「スイッチもあるね」
二人でさらにお話します。
「それにプレイステーション」
「5まで出ているね」
「どれも楽しいね」
「そうだね」
「しかしまた凄く懐かしいよ」
大尉も笑顔で言います。
「ファミコンなんてね」
「そうだね、今観ると画面もまだまだでね」
「操作も拙いけれど」
「それでもだね」
「面白いね」
「そうなんだよね、しかしボームさんは今もなんだ」
大尉はボームさんを観ながら言いました。
「ファミコンをしているんだ」
「僕も暫く振りにするよ」
ボームさんはプレイしながら笑顔で応えました。
「実はね」
「そうなんだね」
「時々したくなってね」
「遊んでいるんだね」
「そうしているんだ、そしてしてみると」
これがというのです。
「とてもね」
「楽しいんだね」
「そうなんだ」
こう言うのでした。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ