第百二十六話 ロック、狼を知るのことその一
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に」
呂蒙はにこりと笑い孫権の言葉に応えた。
「あの方々は孫家にとって必要な方ですね」
「それはその通りね」
そんなことを話していた彼女達だった。そしてその二人はだ。
今は孫策にだ。このことを話していた。
「政のことですが」
「交州は」
「ああ、あそこね」
交州と聞いてだ。孫策も応える。彼女も自室にいてそこで二人の話を聞いていた。部屋の内装や色彩は孫権の部屋に酷似している。
その部屋の紅の椅子に座りだ。二人の話を聞いているのだ。
話を聞きながらだ。孫策は言った。
「あそこは町も畑も順調に治まっていたわね」
「はい、それだけでなくです」
「南蛮の国家との貿易ですが」
ここで二人が言うのはこのことだった。
「南越やそれよりさらに南にある多くの島国です」
「そうした国家との貿易ですが」
「それはどうなの?」
孫策は二人に応えそのうえで問い返した。
「上手にいきそう?港を整えたりとか」
「港もいいものができます」
「交州はいい港に恵まれています」
二人はそれは大丈夫だと答えた。
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