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レーヴァティン
第二百六十三話 全ての話を整えその二

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「自分の速さでしていけばいいが」
「それでもっちゃな」
「速く出来るならな」
 かつ確実にというのだ。
「それならな」
「最善っちゃな」
「まさにな」 
 こう言うのだった。
「それはな」
「その通りっちゃな」
「だからだ」 
「うち等はっちゃ」
「速く出来るのだからな」
「すぐに終わらせるっちゃ」
「そうだな」
「そしてっちゃ」
 愛実はさらに言った。
「今の仕事を終わらせるとっちゃ」
「次の仕事があればな」
「それにかかるっちゃ」
「そうすることだな」
「そうしてっちゃ」
 そのうえでというのだ。
「どんどん終わらせるっちゃ」
「仕事は途切れることがないからのう」
 当季も印を押しつつ言った。
「政のそれは」
「その国がある限りな」
「何時までも続くぜよ」
 こう英雄に話した。
「そうしたものぜよ」
「そうだな」
 英雄もその通りだと頷いた。
「まさに」
「なくなる時はぜよ」
「その国自体がなくなる時だな」
「そうぜよ」
 まさにとだ、当季は英雄に話した。
「だからぜよ」
「今の仕事を終わらせるとな」
「次の仕事があればぜよ」
「終わらせることだな」
「途切れないということはぜよ」
 当季は自分のその言葉についても話した。
「急な仕事が来るということぜよ」
「その時は終わったと思っていてもな」
「次の仕事がもうあったりぜよ」
「急な仕事がな」
「舞い込むものぜよ」
「そうだな」
「だからぜよ」
 そうしたものだからだというのだ、国家は常に動いているものであるので常にその仕事も存在しているのだ。
「今やってる仕事はぜよ」
「出来るだけだな」
「速く終わらせられるならのう」
「終わらせるべきだな」
「そうぜよ」
 まさにというのだ。
「さもないとぜよ」
「仕事が溜まっていくな」
「仕事が溜まるとぜよ」
「政の世界においてはな」
「国の動きが滞るぜよ」
「そうなるからな」
「確実第一でもぜよ」
 それでもというのだ。
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