第二幕その八
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「本当にね」
「そこまで思っているのね」
「そうなんだ」
こう言うのでした。
「私としてはね」
「そういえば君はよくここに来ているね」
モジャボロは教授に笑って応えました。
「何かと」
「左様だね」
「うん、王立大学からね」
「学問の為にね」
「つまり君の楽しみの為にだね」
「そうしているよ」
教授もモジャボロに答えます。
「実際にね」
「そうだね、では今からその素敵な場所にね」
「入るんだね」
「そうしよう」
こうお話してでした。
皆は図書館の中に入りました、すると中はロビーの様に快適ば場所で。
並んでいる本棚に本が一杯です、神宝達は中も見て驚きました。
「凄いね」
「中もね」
「外も奇麗だったけれど」
「中も素敵よ」
「こんな図書館他にないわ」
「ここにはオズの国で発刊された本が全部があるんだ」
ボームさんが五人に答えました、勿論中も緑色です。緑の大理石にエメラルドに緑の木造細工です。机や椅子も全て緑色です。
「それこそね」
「全部ですか」
「それは凄いですね」
「オズの国の本全部なんて」
「それは多いですね」
「本当に」
「そうなんだ、そして僕達が行く場所は」
そこはといいますと。
「地下だよ」
「この図書館は地上にも高いけれどね」
ジャックもお話します。
「地下にも何層もあるんだ」
「そこに全て本があってね」
ボームさんがまたお話します。
「歴史の本は主に地下にあるんだ」
「それで、ですね」
「僕達は地下に行ってですね」
「そのうえで、ですね」
「整頓をするんですね」
「そちらでそうするんですね」
「そうするんだ、では地下に行こうね」
こう言ってでした、ボームさんは五人を連れて皆と一緒に図書館の地下に向かいました。地下にはエレベーターもありますが。
皆は階段で行きました、そのうえで地下三階に行きますと。
灯りと宝石に照らされた緑の世界で、でした。
本が物凄く雑に置かれて階全体がこんがらがっていました、かかしはその状況を見てこれはとなりました。
「うん、これだとね」
「人手が必要だね」
樵も言います。
「こんな状況だと」
「そうだね、僕達が呼ばれたのも当然だよ」
「本をそれぞれの分野で整頓して」
「ここ全体もお掃除をして」
「少しずつそうしないと駄目だからね」
「僕達も必要だよ」
「本の分類とか大事なんですよね」
神宝も言ってきました。
「そうですよね」
「一体どのジャンルにどの本が入るか」
恵梨香も言います。
「教えてもらってね」
「それでちゃんとそれぞれのジャンルでまとめて」
ナターシャは恵梨香の言葉に頷きました。
「整頓しましょう」
「見たところ入口の方は整頓出来
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