あたしたちが『ママ』で清隆が『パパ』で。
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一之瀬「じゃあーお姉さんがして鬼してあげよっか?」
櫛田「じゃあー私も手伝うよ、帆波ちゃん!」
ななみ「わぁーい♪ママもしてくれるのー?うれしい〜♪」
一之瀬「ありがとう桔梗ちゃん♪それじゃあ〜皆!奥の壁まで下がってね〜?」
「「「「「「きゃー♪」」」」」」
あたしたちの前に現れた小さな子供たちと一緒に視聴覚室で待機するという謎の状況に巻き込まれてしまったから。
あたしたちはいつも通り学校に来ただけなのに?急にこの子たちに『ママ』呼ばわりなんてされて?訳も分からないまま一緒に居る羽目になるなんて……どういう状況よー!!!
こんな状況でも小さな子の相手をする一之瀬さんたち優しすぎよね。
この子供たちの事を知ってるであろう清隆は理事長に呼ばれて出てくし……なんなのよ、もうー!
軽井沢「はぁー……なにがどうなってるんだか…」
ゆい「ママー!!!」
あたしがため息をついてると茶髪でポニーテールに纏めた女の子がこちらにやって来た。
あたしの事を『ママ』と大きな声で言いながら。だからそのママってなんなのよ〜……ママになった覚えは無いっての!
軽井沢「えっと……どうしたの?」
ゆい「あのね!だるまさんがころんだしてたんだけどね!ゆい、まけちゃったからママのとこにきたの!」
軽井沢「そ、そうなんだ……残念だったね?」
はやっ!始めたばっかでもう負けたんだ……弱いわね。
見た感じこの子たちの中で落ち着き無さそうだもんね。
なんか小さい頃のあたしに似てるなー……てか、この子初めて会った気が全くしないのよねー…気のせいなんだろうけど。
ゆい「でも、いいの!ママといっしょにいれるから!えへへ♪」
軽井沢「……//////」
あたしに笑顔を浮かべながらこの子は言った。ちょっと……可愛すぎるんですけどー//////!
ヤバい……スッゴく抱き締めたい衝動にかられちゃうぅ//////
煩悩を振り払うのよ、あたし!あのバカ(清隆)が帰ってくるまであたしも普通に接しながら待ってないと……ん?
星之宮「それにしても〜一体この子たちは何処から入り込んだのかしらね〜?」
茶柱「さぁな。今は新しい指示があるまで大人しく待機するのが得策だ。」
星之宮「えー?でも、気になるじゃない?綾小路くんと親しげな子たちも私たちの事を『ママ』って言って来る理由も。」
茶柱「それは…」
あたしが煩悩を必死に振り払っていたら、茶柱センセたちの話しが聞こえた。
まぁ、確かにこの子たちがどうして学校に現れたのかは気になるわよね〜……この学校は普通とは異なる造りだし、忍び込むなんて無理よね?
すると…
坂柳「先生方。この子たちに今一度聞
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