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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 神室編
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尋常じゃない……

別に気になっていたわけじゃないから//////!!!

綾小路「さっきのは濡れたくない一心で走っただけだ。……強いて言えば、ピアノと書道なら習っていたぞ?」

へぇー予想外の習い事……ってそんなわけないじゃない!

ぜっっっったい嘘!!!

そんな習い事で身に付くわけないじゃない!!!

私を馬鹿にしてるの?

神室「…しらばっくれる気?別に言いたくないならそれでいいけど……」

綾小路「本当に習っていたんだが……何でそんなに疑うんだ?」

神室「もし…ピアノと書道が本当だとしても、あんたのその身体は鍛えていなきゃおかしい。そうじゃなきゃこの私が吹き飛ばされるわけない……」

綾小路「あぁ……そういえばさっきは俺のことを電柱呼ばわりしていたな…失礼なやつだ。」

神室「……はぁ?失礼でもなんでもないわよ!ぶつかった瞬間、本当に硬くてゴツゴツしたから電柱に当たったと思っただけ。」

綾小路「……俺はヒトですらないのか?」

神室「……少なくともね。」

綾小路「……酷いな。それにしても……お前って結構喋るんだな?」

急になに言ってんの、こいつ?

神室「はぁ?……私だって人間なんだから話すわよ。」

綾小路「前に俺の部屋に来たとき、『こんなに口動かしたの久しぶり』とか言ってただろ?」

神室「そんなことよく覚えてるわね……」

綾小路「記憶力は良い方だからな。」

神室「ふーん……まぁ、確かに私は自分から率先して話すタイプじゃないけどさ。あんただって似たようなもんじゃない?」

綾小路「ん?」

神室「あんただって自分から率先して話さないでしょ?たまたま今は、私が話を振ってるだけ……違う?」

綾小路「……まぁ、確かにな。」

神室「でしょ?……あっつ!」

私はココアを口に含もうとしたら……

まだ、余り冷めていなかった……もっと口で冷ませばよかった……猫舌なのに。

綾小路「本当に猫舌なんだな?」

神室「……なによ//////!」

綾小路「いや、それも前に言ってたなって思っただけだ。と言うことは……冷え性も本当か?」

神室「!!!。……別にいいでしょ、そんなこと//////」


私は恥ずかしくなったので、こいつから視線を逸らして冷ましながらココアを口に含んだ。


何でこいつはそんなどうでもいいことまで覚えてるのよ……//////


なんか腹立つ……。


でも……なんだろ……この感じ。


こいつといると……遠慮なく言いたいこと言えるっていうか……


一緒に居て不思議と嫌な感じはしないかも……って何で私はこんなこと思ってるのよ//////!!!


綾小路「さて
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