清隆くんのお宅訪問 神室編
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「……分かってるわよ//////!!あんたに借りを作ったままなのが嫌なだけ//////!」
私は半ば逆ギレのようにいい放った……。
何で私はこいつを引き止めてるんだろ……
はぁー……何やってんだろ……私は。
そしたら、驚くことに綾小路は……
綾小路「まぁ……そういう事なら。」
神室「!!!。……じゃあ、早く乗って//////」
私の部屋。
ガチャッ……
綾小路「今更だがいいのか?」
神室「……いいから早く入って。」
綾小路「……お邪魔します。」
神室「……どうぞ」
綾小路は周りを確認してから、部屋に入った。
靴をきちんと揃えるところを見ると几帳面なのが伺える。
綾小路「……意外だな。」
私が部屋のドアを開けると、綾小路の第一声はそれだった……
神室「それ…どういう意味?」
綾小路「勝手なイメージですまんが、真澄の部屋は余り物とか無さそうだなって思っていたからな。」
神室「ふーん……正直にどうも。」
綾小路「気に障ったならすまない。」
神室「私は別に……とにかく適当に座っててくれる?私タオル持ってくるから。」
綾小路「あぁ、分かった。」
私はタオルを持ってくるため洗面所に向かった。鏡に映る自分を見る。
そして、今の状況を頭の中で整理した……
どうしてこうなったんだろ?
……いや、ほんっと私何してるのよ//////!!!
確かにアイツの傘のおかげで私は濡れずに済んだし……綾小路に借りを作ったままなのが嫌なのは本当だけどさ……
だからって何で安易に部屋に連れて来たのよ私は//////!!!
アイツもアイツで何で断らないのよ!いや、引き止めたのは私なんだけどさ……
まさか、こんな事になるなんて……数時間前の私が知ったら驚くわね……。
とりあえず、早く綾小路の元に戻らなきゃ。風邪引かれたら後味悪いし……
私はタオルを持って部屋に戻った。
神室「はい……これ。」
綾小路「あぁ、すまない。ありがとう。」
神室「……別にこれくらい普通でしょ」
私からタオルを受け取った後、綾小路は髪を無造作に拭いていた。
私は綾小路が髪を拭いてる様子を見て思った……
こいつ案外癖っ毛なんだ……って何でこんなこと考えてんのよ//////
綾小路「どうかしたか?」
神室「……別に//////」
私の視線に気づいたのか……綾小路は話しかけてきた。
言っとくけど、そんなに綾小路を見ていたわけじゃないから//////!
神室「今、温か
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