清隆くんのお宅訪問 神室編
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今日だけどさ…//////」
坂柳「あら?随分と顔が赤いですね?」
神室「……気のせいよ//////!大体それはあんたに関係ないでしょ!!!」
坂柳「ふふ♪確かに関係はありませんね。……ですが、せっかくですから真澄さんにも清隆くんを知って頂く良い機会にしてほしいと思いまして♪」
坂柳は私の反応が面白いのか……微笑みながら、からかうように言ってきた。
落ち着ついて冷静に処理しないとダメだ。
そうじゃないとこいつは調子に乗る……
神室「……別に私は綾小路の事なんて知りたいなんて思ってないし…勝手な事言わないでくれる?」
坂柳「あら♪そうですか?……それは残念ですね♪」
坂柳はこっちを見ながらまだニヤニヤしてるのが腹立つけど……
とにかく今はこの場を離れよう。
私が何を言っても……今の状況はコイツにとって格好の餌食になるだけ。
神室「……話しは終わり?なら、私は先に学校に行くから。」
私は坂柳を無視して学校に向かおうとしたら……
坂柳「真澄さん。待って下さい♪」
また腕を急に引っ張って止めて来た……
あんたはさっきから何なのよ!?子供なの?
神室「だから……急に腕を引っ張って来ないでよ!危ないじゃない!」
坂柳「ふふ♪まだ話しは終わってないですわ♪」
神室「………これ以上話す事ないんだけど。」
坂柳「ご心配なく、言うことは1つだけですので、すぐ済みます♪」
神室「……なによ?」
坂柳「今日1日真澄さんにお暇をあげます。それだけです。」
は……?
聞き間違い……じゃないわよね?
今までそんな事一度も言わなかったくせに……
神室「……どういうつもり?」
坂柳「ふふ♪そんなに警戒なさらずとも裏なんてありませんよ?あの時クジを引いた時から真澄さんの番になったら1日自由にするつもりだっただけです♪」
坂柳の口調から察するに嘘はついてなさそうね……。
神室「ふーん……。まぁ、それなら今日1日好きにさせて貰うから。」
坂柳「ふふ♪勿論ですわ♪真澄さんが今日1日どう遣おうとわたくしは何も詮索するつもりはありませんので、ご安心下さい♪」
神室「………あっそ。私は今度こそ先に学校行ってるから。」
私は坂柳にまた腕を掴まれないように早歩きで前に出た。
坂柳「ふふ♪分かりました。……そういえば、清隆くんはお昼休みは屋上に居るみたいですよ?」
神室「………だから?」
坂柳「それから、放課後は長谷部さん達のグループと一緒に過ごしていないそうです。清隆くんはケヤキモールのカフェでコーヒーを飲んでから帰ってるみたいですよ?きっと……長谷部さんと佐倉さんはわたくし達のために気を遣っているので
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