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綾小路くんがハーレムを構築する話
清隆くんのお宅訪問 坂柳編
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有栖はちゃんと食べてるのか?軽すぎて驚いたぞ。」

坂柳「な!!!し、失礼ですわ。私はきちんと栄養バランスを考えた食事を取ってます!」

綾小路「そ、そうか。分かったから落ち着け。お前らしくないぞ?……有栖」

坂柳「いいえ!落ち着いていられませんわ?それに女性に対して軽いなどという言葉を軽々しく口にしないで下さい!デリカシーに欠けます!」

綾小路「あ、ああ……すまん。」

坂柳「分かって下されば、私は何も言いませんわ?清隆くん。」

つい、熱くなってしまいました……私らしくないですね……

相手があなただからでしょうか//////?

綾小路「いや、結構熱く語っていたが……まぁ、いい……有栖に1つ聞きたいことがある。」

彼自身から、私に聞きたいこと……

なるほど……1つということはあれしかありませんね……

坂柳「聞きたいことですか?……ふふ♪予想がつきました。どうして、私たちがあのメンバーと放課後過ごさないか……ですよね?当たりですか?」

綾小路「まぁ、大方当たりだ。……特別試験の前だからって理由だけじゃないんだろ?」

坂柳「貴方の言う通りの理由ですよ?特別試験がもうすぐ始まるため違うクラスの私たちは距離を取っている……それだけですわ?」

清隆くんは私の真意を図るようにじっと見詰めて来ましたが……

それだけで動揺する私ではありませんわ!

動揺なんて……//////

……そんなに見詰めないで下さい//////♪

綾小路「……そうか。まぁ、俺のためにもそうしてくれると助かる」

坂柳「あら?私たちと御一緒するのはお嫌ですか?今、貴方は大変ですもの……ね♪清隆くん?」

私はつい、からかうように清隆くんを挑発してしまいました……♪

綾小路「……誰のせいだと思ってる?お陰で俺は色んな奴等から視られるし、上級生の女子生徒達からは10股男だの言われているんだぞ……?全く……」

坂柳「ふふ♪本当のことじゃないんですか♪?」

綾小路「……冗談はよしてくれ。」

彼は少し困った顔をしている気がしました。

いつもの無表情は崩していませんが……

坂柳「私としても……ただ1つ、誤算だったのは貴方の魅力に気付いてしまった女性が増えてしまったことですわ……♪」

綾小路「まだ冗談を続けるのか……有栖?」

彼はまるで、何を言ってるんだと言わんばかりの表情ですね……

坂柳「貴方という人は……全く……もういいです。」

綾小路「?」

坂柳「それにしても……屋上というのは見晴らしが良くてとても心地いいですね。」

綾小路「有栖は屋上に来るのは初めてなのか?」

坂柳「はい♪来たいと思ってはいたのですが……行く機会が無かったも
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