清隆くんのお宅訪問
清隆くんのお宅訪問 軽井沢編
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てるのは確認出来たからな。だが……念のため少し離れて歩こう。」
軽井沢「う、うん……。分かった……。」
清隆はそう言うとあたしから10メートルくらい離れた距離から歩き出した………
清隆と隣を歩ける日はまだまだ遠いな……
そんなことを寂しく思いながら、寮の前まで来ると……
綾小路「………恵の部屋は何階だ?」
清隆が後ろから声を掛けてきた。
軽井沢「あ、えっと……11階。」
綾小路「少し用意するものがあるから、先に行って待っててくれ。」
軽井沢「え?あ、うん!分かった。」
綾小路「すぐに向かう。11階に着いたら連絡する。」
清隆はそう言うと、足早にエレベーターに乗っていった。
用意するもの……?
一体何だろう………?
考えても分からないため、取り敢えず、あたしはエレベーターに乗って自分の部屋に向かった。
あたしの部屋にて。
軽井沢「い、いざ来るってなると、緊張するなぁー//////。清隆が来る前にしっかり掃除したし……どこも変じゃないよね?」
あたしは清隆を待っていた。清隆と二人きりになることは今まで、何度もあったけど………
こうやって、清隆を自分の部屋に呼ぶのは初めてだし……//////
でも………
清隆は緊張とかしてないんだろうな………
今日あたしの部屋に来る理由は一之瀬さんのことを教えるためだってのは分かってる……分かってるんだけどさ………
そんなことを思っていると、清隆からチャットで『11階に着いた。』と来たので、あたしは一度部屋を出て、清隆を迎えに行った。
ガチャッ………
綾小路「お邪魔します。」
軽井沢「ど、ど、どうぞ//////」
清隆はあたしの部屋に入る前に辺りを警戒しながら、部屋に入った。
清隆は律儀にあたしに向かって挨拶した後、靴をしっかり揃えて部屋に入ってく。
清隆があたしの部屋に入ってく後ろ姿を見ながらあることに気付いた……
それは………清隆の持つ小さな紙袋。
清隆はさっきと同じ制服のままなんだけど……さっきまで、あの小さな紙袋は持っていなかった……。
あれが、用意するものだったのかな……?
綾小路「随分色んな物があるんだな……」
軽井沢「ふぇっ//////?」
急に清隆に声を掛けられたため、また変な声で、反応してしまった……。
綾小路「如何にも女子の部屋って感じだ。」
清隆にあたしの部屋を観察されてると思ったら、途端に恥ずかしくなり……
軽井沢「ちょ、ちょ、ちょっと!そんなじろじろみるなーーー//////!!!は
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