清隆くんのお宅訪問
清隆くんのお宅訪問 軽井沢編
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、こんな朝早くに来る生徒は早々いないと思い、暫くはこの時間に登校しよう……と決めていた。
そんな風に思いながら、静まり還った教室の中、自分の席で頬杖をついて座っていたら………
ガラッ……
茶柱「……ん?……綾小路か?随分早くから学校にいるんだな?」
綾小路「……それはこっちのセリフですよ、茶柱先生?」
茶柱「綾小路。そんなことを言う前に先ず、最初に挨拶するのが礼儀じゃないのか?」
綾小路「……おはようございます、茶柱先生。」
茶柱「………ふっ。ああ、おはよう綾小路。」
俺が挨拶をすると、茶柱先生は少し嬉しそうに挨拶を返してきた。
にしても……
まさか、こんな時間に茶柱先生が学校に居るとはな………想定外だった。一体何時に起きてるんだ?この人……
綾小路「……随分早いですね?」
茶柱「これぐらい、教師なら普通の日常だ。前にも話したが、大人は学生とは比べ物にならないくらい忙しい……。」
綾小路「そうですか。大変ですね……大人は。」
茶柱「そういうお前は何故こんな時間に学校に来ている?……確か、お前はいつも予鈴が鳴る30分前くらいに登校していた筈だろ……?」
綾小路「よく知ってますね……。目が覚めてしまったので、たまには早くに来てみようと思っただけですよ。」
俺がそう言った後、茶柱先生はじーっと俺を観ていた……
その後、軽く微笑みながら……
茶柱「……ふっ。そうか…お前は今、大変だからな…」
綾小路「……何が言いたいんですか?」
茶柱「……別に何でもないぞ?綾小路。………ただ、人気者は辛いなって思っただけさ。」
綾小路「………全然嬉しくないので、やめてくれませんか?」
茶柱「全く……可愛げのない生徒だな。」
綾小路「……俺に可愛さ求める方が間違ってると思いますが……?」
茶柱「……ふっ。まぁ、これから大変だとは思うが…頑張れよ?綾小路!」
それだけ言って教室のカーテンを開けた後、茶柱先生は教室から出て行った……。
大変?何の事だ?
今の俺の状況についてなのか………
それともあのメンバーについてなのか……
いや、どっちもか……
これからの事を考えながら、俺は机で頭を抱えて過ごしていた……。
昼休み。
軽井沢「うぅ……緊張してきたな//////。清隆が来る前に深呼吸しておこう……。」
あたしは昼食を軽めに取って、屋上で清隆を待っていた……。
2時限目終わりの休憩時間中にあたしは清隆にバレない程度に視ていた……その時清隆と目が合って清隆が『朝からずっとどうした?何かあったのか?』的な感
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