暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
つもる話は昼食で!
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夢君がドヤ顔なのか分からないけど、とにかく美味しいことに間違いは無いよ」

 これなら俺も毎日食べたくなる味だなと思いながら、蕎麦をすする。
 ちなみに蕎麦を音を立てて食べるのはマナー違反、という国の子もいるので気にして音は控えめだ。
 いや、この汁も美味いなぁ。ほんのりとした酸味がアクセントになってて、麺の味を更に生かしてるって感じだ。
 さすがIS学園の食堂。全国から腕利きの料理人を集めているだけの事はある。

 「ねね、拓夢君のお蕎麦もちょーだい?なんかおいしそうだし、見てたら食べたくなっちゃうよ!」

 「おっけー。ほれ、お食べなさいな」

 「ではでは、お言葉に甘えまして」

 はい、あーん。ぱくっ、もぎゅもぎゅ。といった効果音がつきそうだな。
 食べやすいように少なめに麺を取って、汁にくぐらせてからあーん。
 熱い麺じゃないので息をかけるのは必要ない分恥ずかしさは幾分か抑えられる。といっても、全方位から向けられる興味の視線がハンパじゃないんだけどな。
 ちなみに、この食べさせあいってのも初めてじゃないんだ。
 前に一度弁当作ってみたことがあって、そん時に教室でやったのが最初。
 あの時は大変だったわ。クラスの子が私も〜って来て、結局俺の弁当消滅したからな。
 まぁ次の日に清香がお詫びって作ってきてくれた弁当が美味かったから良しとする。

 「あー、この蕎麦も美味しいねぇ・・・。IS学園の良い事って、美味しいご飯が食べられる事だと思っちゃうくらいだもん」

 「それ分かる。こんだけ美味いと、外食とかで微妙な感じにならないか心配だわ」

 「うわ、そうなったら悲惨だね。やだよ、楽しいデートが食事で盛り下がるとか・・・」

 「そうだよな、やっぱりデートだと・・・ってデート?」

 「ん?・・・ああっ、な、なな、なんでも無いよ!もし、そういう事があったらって、ね?」

 「お、おぉ。そうだな・・・。んでも、もしそうなら弁当とかの方がいいかもなぁ」

 「お弁当?・・・拓夢君は、お弁当の方がいいの?」

 「そりゃな。男たるもの、女子からお弁当作ってもらって嬉しくない奴はいないってな。だから、まえ作ってもらった時は嬉しかったし」

 「そ、そうなんだっ。また、気が向いたら作ってあげるよ?」
 
 「おおっ、そりゃ良いな!そん時は頼むよ」

 「まっかせてよ!」

 ずぞぞーっと蕎麦をすする。
 と、ここで入り口で話す一夏と鈴。その後ろから箒とセシリア含む一組女子がぞろぞろと来ていた。

 「あ、そう言えばさ。拓夢君とあの子ってどういう関係なのかな?」

 「あの子?あぁ、鈴の事か。アイツとはなんつーか、親友って感じかな。小学校何年の時だったか覚えてねーんだけど
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