暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
つもる話は昼食で!
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 「さぁて、飯食いにいこーぜ」

 俺は授業が終わると直ぐに、清香を飯に誘った。
 もともと聞きたいこともあったし、何より約束だからな。

 「うん、いこっか!」

 こうして昼飯を一緒に食べるのは、今回が初めてなわけじゃない。
 大体は一人でのんびり食べたり、乱入してきた人と一緒にってのが多いけど、たまにこうして清香と食べることもある。
 夕飯は大体一緒かな。その後勉強教えてもらったりするから、どうせなら一緒に飯を食べようってことになるから。
 一夏が移動する時は大名行列みたいに後ろに女子の列が出来るんだけど、俺の場合そんなことはあんまりない。最初はあったけどな。

 「さって、と。清香は何食べる?」

 ちなみに俺は蕎麦って決めている。最近麺類に嵌っていて、昨日はうどんだったからな。
 清香は食券販売機の前で睨めっこしている。どれにしようか考えているんだと思うけど、時折にやけてるのは何でだ?

 「じゃあ・・・これ、にするよ!」

 「ん?」

 決まったみたいだ。指差してる先には、日替わりランチ洋風の文字。
 値段はわりとリーズナブルで、俺も前食べたことある。
 今日は野菜中心メニューのようだ。

 「オッケー。じゃ席とっててくれない?」

 「まっかせてよ!席取りマスターの私の力を見せてあげるっ」

 すたたたー、と駆けてく清香。にしても、せきとりマスターって・・・。関取って考えると可笑しいわ。相撲取りかってな。

 そんなくだらない事を考えていると、料理が出来たようだ。
 俺も清香のもヘルシーメニュー。うむ、昼はこの位が丁度いいからな。

 「お〜い、拓夢君こっちこっち!」

 「おう!今行くわ」

 なんか最初の日を思い出した。あの日もああやって、清香が席の場所を教えてくれたんだっけか。思えばそれが切っ掛けだったもんな。

 「ほいさっと」

 「わぁ〜!今日の洋風あたりかも!」

 「そだな。そのグリルチキンとか旨そうだもんなぁ」

 「一口あげよっか?」

 「ん、いいのか?じゃーもらう!」

 「はい、あーん?」

 「あ、あーん」

 ぱくっと、フォークの先についている肉を頬ばる。
 濃厚なソースに絡んだ鳥のあっさりめな肉汁が溢れて口の中を満たしていく・・・。
 あぁ、美味いわぁ・・・・。

 「ふふっ、拓夢君顔が緩みきってるよ?そんなに美味しかったの?」
 
 「あぁ・・・。これは美味い。清香も食べた方がいいぞー・・・」

 「うわぁ、本当に美味しいんだね。・・・じゃ、じゃあ失礼して」

 「美味いだろ?」

 「・・・美味しいよぉ、このトリ凄く美味しい!」

 「だろだろ?」

 「うん!なんで拓
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