第一幕その二
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「かなりの割合がなんだ」
「飼料を占めているんだ」
「そう、オズの国の歴史についての文献や」
「他の資料でなんだ」
「一杯なんだ、そして今は皆その図書館でね」
「ボームさんのお手伝いをしてなんだ」
「整頓をしているんだ」
こうお話しました。
「だから今自由に動けるのは僕だけでね」
「案内してくれたんだね」
「そうだよ、それでこれからどうしようか」
トトは自分から言いました。
「一体ね」
「とはいってもいるのは僕達とトトだけだから」
神宝が応えました。
「限られるね」
「じゃあこの顔触れで遊びましょう」
ナターシャが提案しました。
「王宮のお庭でね」
「そうだね、ボールを投げたり追いかけっこをしたりしてね」
カルロスも言ってきました。
「色々して遊ぼう」
「かくれんぼもいいしだるまさんが転んだもいいし」
ジョージも言います。
「ブランコや滑り台のあるところに行ってもいいね」
「遊ぶ場所は一杯あるし」
恵梨香は王宮の中を思い出しつつ言いました。
「遊び方も色々出来るわ」
「そうだね、じゃあ皆のお仕事が終わるまではこのメンバーでお庭で遊ぼう」
トトは五人のお話に頷いて応えました。
「そうしよう」
「それじゃあね」
「今からね」
「このメンバーで遊ぼう」
「そうしよう」
「皆でね」
こうお話してでした。
皆でお庭に行ってそのうえで、でした。
かくれんぼやボールの投げ合い、追いかけっこ、けんけんやブランコで遊びました。そうしているとあっという間にでした。
夕方になりました、するとです。
皆のところにドロシーが来て言ってきました。
「今回もいらっしゃい、けれどね」
「はい、これまでですね」
「お仕事をされていて」
「それで、ですね」
「今日はですね」
「夕方までは」
「貴方達と会えなかったの、けれどね」
それでもというのです。
「今からはね」
「はい、一緒にですね」
「楽しいことが出来ますね」
「何かと」
「それじゃあ今から」
「ドロシーさんもですね」
「一緒に楽しませて、ただね」
ドロシーは皆に笑顔で頷いてからこうも言いました。
「今日はもう夕方だから」
「もう遊ぶことは終わりですね」
「その夕方もあと少しで終わります」
「お空もかなり暗くなってきています」
「夜になろうとしています」
「時間が経つのは早いですね」
「ええ、だから晩ご飯を食べて」
そうしてというのです。
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