暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
始まりの章-世界は終わった、しかし物語はここから始まる-
日本鯖はみんなドスケベらしいぜ!!!というわけで魔力供給しようぜ!!!!!
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ネのブリッジを押し上げ、さも得意げに語るおっきー。

「だからさ、お金、いらなくない?」

ごめん、なんの説明にもなってない。

「いや金はとるよ。こっち商売でやってんだよ。」
「わーひどい!まーちゃんはそうやって金でしかモノを考えられないんだー。」
「ああそうだよ。悪いかよ。」
「うわ逆に清々しいゲスっぷり。」

今更何を言うんだこいつは。


んで、


「作戦たーいむ!!!」
「いや俺やらねーって。」

報酬を貰わないのなら俺はこの依頼を請け負わない。
そういったはずなのに何故かいつの間にか作戦タイムとやらに無理矢理加わっていた。

「何まーちゃん。意見があるなら手を挙げて言って。」
「勢いで誤魔化すな。俺はやらねーっていったの。」
「エッチな服着て誘い受け作戦?コスプレえっち好きなのは分かるけどそう上手くは行かないと思うよ姫は。」
「おめーは人の話聞いてっかなぁ!?」

なんだこいつ。
どこからかホワイトボードなんか引っさげてきやがってよ。
普段やる気ねぇくせに。

「なるほど…えっちな格好をして誘惑と…。」

こっちはこっちで真面目にメモしてるしよぉ!

「刑部姫様。」
「はい巴ちゃん。」
「殿方というのは…どのような格好に欲情を覚えるものなのでしょうか…?」

でもまぁ、見た感じあいつクソ真面目そうだもんな。
自分が先頭に立ち、ここまであの集落を守ってきた。相当しっかりしてる。
エロとは無縁そうな男だけど、そいつと魔力供給なんてできんのかよ。

「王道はデンジャラス・ビーストだよねぇ。今となってはドスケベ礼装もだいぶ増えたけど、ここは魔法薬ショップを頼ろうよ。」
「魔法薬…ですか?」
「そ。姫路町にあるんだよね。やたらとおまけの麦粥付けたがるけど薬に関してはここら辺じゃナンバーワンのお店が。」
「なるほど…!」

そうして深夜。
朝日が昇るまで謎の作戦会議は続くのであった。



?


「どうしたんだよ探偵さん。」

翌朝。
無理矢理作戦に付き合わされる形となった俺は巴御前のマスター、暮馬をホテルに連れてくるよう頼まれる。
おっきーの考えた作戦だそうな。
ちなみに俺はその作戦の全貌を教えてもらってない。

「巴御前から聞いたぜ。お前ゲーム好きなんだってな。」
「まぁ、そうだな。でも最近は状況が状況だからまるでやれてないっていうか…いち早く街に電気が通ってWiFiが飛ぶようにしたいのは俺も巴さんも願ってることなんだよ。」
「そうかそうか。」

なるべく自然に、こいつを自室まで連れ込む。
なんなくエントランスを通り、エレベーターに乗り込んで会話が途切れぬようまぁ色々話していく訳だが…

「ゲームっていうとさ
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