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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第52話 禁忌の魔法
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ッ…かあぁーーーいぃ!!!!!!」
そう言い放ち、両の腕を左右へと振りかぶった瞬間、先ほどまで纏っていた緑色の魔力は完全に真っ赤に染め上がり、まるで爆発でも起こったかのような轟音と様相を見せる。
「八門遁甲の陣っ!!!!!!!」
エルフマンの放つ赤き魔力を目にしたバルファルクは、ゆっくりと目を見開いたかと思うと、口角を上げ、不敵に笑って見せる。感じる魔力…そして畏怖…。それがアレンと対峙した時と似たものであることに、武者震いを感じたからだ。
「ッ!面白いっ!!!!」
「はあぁっ!!!…ッ!『夕象』!!!!!!」
バルファルクがそう言い放ったと同時に、エルフマンは疾風の如き速度で、拳を振り下ろした。
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