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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第46話 真相
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カラトール島にて、スプリガン12の一人、ブランディッシュとその部下であるマリンと交戦をしていたエルザ達の元に、第1十刃でスタークが参戦を果たす。そんなスタークはエルザとブランディッシュとの間に割り込むようにして佇み、ブランディッシュと互いに睨む合う形で立ち尽くしていた。暫くしてブランディッシュが諦めたようにため息をつく。
「…マリン、撤退よ…」
「ブランディッシュさまー…」
ブランディッシュは怪訝な表情を浮かべながら、そう呟いた。
「…ウルキオラ様をも超えるような相手…私たちじゃ太刀打ちできない」
「賢い姉ちゃんで助かるぜ…」
スタークは小さく呟くと、ブランディッシュはマリンの空間魔法によってその場から姿を消した。
スタークはそれを見届けると、エルザへと向き直る。
「とりあえずは、無事でよかったぜ…」
「…すまない、スターク…」
「あー、気にすんな…たまたまだからよ」
スタークはエルザの言葉に、頭を掻きながら口を開いた。
「そんなことより、お前ら、マカロフを救いに来てんだろ?」
スタークの言葉に、エルザ達は目を見開いた。自分たちの行動と目的を見透かされていたことに、酷く驚いたのだ。
「なら、早くした方がいい…」
「どういうこと?」
リリネットが続けざまに口を開くと、ウェンディが首を傾げて声を発する。
「…アルバレスのスプリガン、その正体は黒魔導士ゼレフだ…」
スタークの言葉に、エルザ達は大きく目を見開く。
「つまり、アルバレスにはウルキオラやバルファルクもいる…あんたらのギルドのマスター、今すぐに救い出さないと…あっちゅうまに殺されるわよ…」

エルザ達は、スタークとリリネットに窮地を救われたのち、アルバレス帝国についての驚愕の事実を聞かされ、すぐさまアルバレス帝国の首都に向けて出発し、その近くの森にてメストの瞬間移動の魔法を用いて、ゼレフに殺されそうになっていたマカロフをすんでのところで救い出すことに成功する。
スタークとリリネットは、アレンの無事をエルザ達に伝えるのと同時に、今はどこにいるのか認知していない旨を版下。そして、アレンやフェアリーテイルの仲間だと公言はしたものの、共に行動することはなく、マカロフ救出後は別行動となった。エルザ達は、マカロフ救出、並びにスタークとリリネットと別れた後、急ぎイシュガル、マグノリアへと帰還を果たす。

エルザ達は、救出したマカロフと共に、魔道四輪を使ってアルバレスの首都から遠ざかるように逃亡を開始する。しかし、後を追ってきたスプリガン12が一人、アジィールによって邪魔立てされてしまう。だが、フェアリーテイル解散後、青い天馬に所属していたラクサスと雷神衆の駆り出しに成功したガジル達、それにアレンを捜索していたウル達が乗った魔導飛空艇クリスティーネが駆けつけたことで、何とか
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