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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第46話 真相
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押されていた…。禁忌の龍…想定以上だった…」
ラクサスは苦虫を噛んだような表情を浮かべながらアレンへと言葉を発した。
「…お前たちを巻き込みたくないとほざいておきながら情けねえが…奴は俺一人では勝てない…」
「ッ!アレン1人で戦わせるつもりなど毛頭ない!!」
「力を合わせて戦おう!!」
アレンの落ち込んだ様子に、エルザとカグラが意を決したようにして口を開く。
「ダメだ…奴と遭遇したら、逃げることだけ考えろ…」
アレンの言葉に、皆は目を見開いて驚く。
「何言ってんだ!皆で戦えば…」
「…俺はお前らを失いたくない…」
ナツが激高したように口を開くが、それをアレンが苦しそうに制止する。
「…それは俺らも同じだ…アレンを失いたくない…」
「だから、一緒に戦うんだ…そのために修行してきた…力をつけてきた!」
ジェラール、エルフマンが口々に言葉を掛ける。
「…ッ!わかった…だが、俺が一緒じゃない時は、逃げることだけ考えろ」
アレンは皆の気持ちを受け止め、主張を引く形で口を開いた。
続いての話は、ヒノエが口を開き説明して見せた。バルファルクについてであり、先のマカロフの話と被る部分もあったが、バルファルクはゼレフと手を組んでこのフェアリーテイル、引いてはフィオーレに攻め入ってくるというモノであった。
「バルファルク…アラキタシアから脱出した際に遭遇したが…やはりそうか…」
「スプリガン12にゼレフ…さらにはバルファルクまで攻めてくるってことか…」
「ほんと、厳しい戦いになるわね…」
ウル、リオン、シャルルが目を細めながら言葉を漏らす。
「バルファルクの強さと脅威は、皆さん承知の上だと思います。加えて、ミノトとの調査で、バルファルクの目的が判明いたしました」
ヒノエの言葉に、皆はキリっとした表情を浮かべる。
「奴の目的は2つ…。1つはアレンさんを殺すこと…。そしてもう一つは…アクノロギアの討伐です…」
バルファルクがアレンを敵視していることは、皆分かっていたことだけに大した驚きはなかったが、後者の、アクノロギアを倒すという目的に、酷く困惑して見せる。
「つまり…だゾ…」
「…敵側の目的と私たちの目的が、合致している部分があるってわけね…」
「うまくいけば、敵同士で散ってくれる可能性もあるってわけね…まあ、それをコントロールできないのが一番の問題だけど…」
ソラノ、ウルティア、カグラが考え込むようにして口を開いた。
3つ目の話は、アレンから齎される。冥府の門で出現したウルキオラという破面、そしてその中でも十刃と呼ばれる圧倒的な力を持つ存在の件であった。
「今回の戦いには参戦するつもりはないらしいが…」
「それを完全に信用することはできないわ…」
「ゼレフと共にいるんだろ?なら出張ってる可能性は高い…」
アレンの
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