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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第46話 真相
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「場所を移すぜ…バルファルク…俺はここでは戦いたくねえ…」
アレンの言葉に、エルザが更に目を見開いて口を開く。
「ま、まて、アレン!まさか…一人で戦うつもりか!!」
エルザの叫びに肯定の意を示すようにして、皆も驚いた表情をアレンへと向ける。
「ああ…お前らは先にマグノリアに戻ってろ…心配すんな…後から追いつく」
アレンのシンガリを務めるかのような発言に、皆は狼狽した様子を見せる。
「よせっ!アレン!!お前は今…片腕を失ってんだぞっ!!」
ナツの悲痛の叫びに、アレンが片腕を失っているという情報を得ていなかった者が表額の表情を浮かべる。そして、マントで見え隠れするアレンの左腕へと視線を移す。
驚く。
ナツの言う通り、アレンの左腕は肘の少し上から先が見て取れない。それを認識し、更なる驚きを見せた先の者であったが、それはバルファルクの言葉によって遮られる。
「ここでは戦いたくないか…案ずるな…この船が、お前の仲間が死ぬまでもなく、お前は…ッ!」
バルファルクがそう言葉を発したが、それはアレンが圧倒的なスピードと力によって遮ることとなる。
アレンはバルファルクの頭部に瞬間移動したかと思うと、右腕に携えた日本刀をもってバルファルクをクリスティーナから引きはがす。そして、アレンはバルファルクを押し流すようにして、空を飛翔するかのように飛び立っていく。
「「「「「「「「「「アレンッ!!」」」」」」」」」」
一瞬にしてバルファルクとアレンが遠ざかる様を見て、皆は驚きで声を張り上げる。だが、頭の中に流れ込んでくる声に、更に驚きの表情を見せる。
『さっきも言ったろ…後から追いつく』
「こ、これは…」
「アレンの…声…」
「…ッ!首都クロッカスの時と同じ…」
その声に、エルザ、ウルティア、カグラが狼狽した様子を見せる。
『大丈夫だ…絶対に追いつく…先にマグノリアに、フェアリーテイルに戻ってろ…』
頭の中に流れる声は、それを皮切りに一切聞こえなくなる。
その後、アレンとバルファルクを追ってアレンと共に戦おうという意見も出たが、結果として、アレンの言葉を信じ、皆はマグノリアへ向けて帰還するに至った。

マグノリアへ無事に帰還を果たしたエルザ隊、ウル隊、ガジル隊は、掃除や補修をして綺麗になったふぁりーテイルの酒場で、ギルド復活を祝して宴を開いていた。エルザが6代目ギルドマスターとなったことで、マカロフの呼び名に困惑を見せるフリードたちであったが、エルザがマスターの座を辞退することで、マカロフが7代目ギルドマスターへと就任する。
それに対し、3度目のマスター就任ということで、いささかざわつきを見せたギルド内であったが、それはすぐに収まりを見せることになる。
「…アレンの奴…無事だといいんだが…」
「…また、助けられちまったな…」
グレ
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