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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第45話 集結
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イ、ルーシィ、ウェンディ、ハッピー、シャルルであった。そんな様子を見たメストは呆れた表情を浮かべたが、ここまでくれば隠し通すことは無理だと判断し、諦めた。そして、ナツの「じっちゃんとアレンはどこにいるんだ!」という問いに対し、メストは魔法を発動させて、自身の記憶を見せる。
その記憶は、マスターに評議院の潜入を任された件、そしてフェアリーテイル解散の真相であった。
評議院潜入に関しては、記憶操作もあり、そのせいでまさかのフェアリーテイルに探りを入れてしまうこことなった経緯を、ナツやグレイに「バカか…」と呆れられたのは無理もない。しかし、それ以上に驚きなのは、フェアリーテイルが解散する前日に行われたマスターとアレン、そしてメストの会合の内容であった。その記憶を見せられたエルザ達は、酷く驚いた様子を見せる。
「…つまり、アレンだけでなく、マスターも私たちのために…」
「解散は、私たちを守るための者だったんだ…」
「ちっ、アレンといいじいさんといい、なんでこう一人で背負いこもうとするんだ…」
エルザ、ルーシィ、グレイが悔しそうに言葉を発する。
「見ただろう…そして聞いただろう…マスターもアレンさんも、俺たちを…なんとしてでも守りたかったんだ…アルバレス帝国から、三天黒龍から…」
メストの言葉に、エルザ達は黙りこくる。その話から、マカロフがアルバレス帝国に行ったきり戻ってきていないことを知ったナツ達は酷く困惑を見せたが、すぐに救出に行こうと話が進む。だが、その話にエルザが待ったをかける。
「マスター程の人が、勝てないと見込んだ相手だ…無策で突入するわけにはいかん」
そのエルザの言葉に、ナツやグレイが反発して見せるが、それでもエルザの考えに変わりはなかった。それは、6代目ギルドマスターとしての気持ちであった。だが、同時に一人のギルドメンバーとしての考えは違うことを示した。『マスターは必ず救出しなければならない』。その思いが、この場にいるメンバーのみでの行動を決定づけた。
そして、これは戦いではなく、潜入であり救出作戦。今までの戦闘行為ではなく、あくまで無駄な戦いは起こさずにという者であった。
「いいか、ナツ?」
「わ、わかってるよ…」
エルザに念を押されたことで、ナツは嫌な汗を垂らしながらなんとか従う意思を見せた。そして、そんなエルザの視線に耐えかねたこともあり、何かを思い出したようにメストに言葉をぶつけた。
「って、メスト。お前評議院を立て直したんだろ?なら、アレンの状況についても知ってんの?俺は姫さんから聞いたんだが…本当なのか?」
ナツの言葉に、ルーシィ目を細めながら反応して見せる。
「…バルファルクやアクノロギア、アルバトリオンと戦ったって話?それなら皆知って…」
「違えぇ!!」
そんなルーシィの言葉に、ナツは激高して見せる
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