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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第9章 解散編
第44話 爾後
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四天王初め、聖十大魔道士を筆頭に、新生評議院を立ち上げようとしているが、幾ばくかの時間がかかることだろう。もちろん、この事件は解散によって散り散りになった元フェアリーテイルのメンバーの耳にも届き、バルファルクはじめ、強者との決戦が近いことを意識していた。
そして、そんな元フェアリーテイルのメンバーへ更に驚きを与える事件が起こる。
バルファルクが評議院を襲撃した1か月後、つまるところ、フェアリーテイルが解散して3か月が経った頃、フィオーレ王国の北西でアレンとバルファルクが激突をしたのだ。未だ機能を取り戻せていない評議院であったが、アレンとバルファルクの激突に際し、監視用ラクリマを発動させ、戦いを見守ることとなった。結果としては両者とも途中で戦線を離脱し、決着がつくことはなかった。
この戦闘に際し、王国兵や聖十大魔道士序列4位であるウォーロッドはじめ、数名のフェアリーテイルのメンバーは戦闘跡地へと赴く。そこはまるで天変地異でも起こったかのような様相を呈しており、驚きを生んだのは無理もない。そして、これも予想されていたことではあるが、その場にすでにアレンはおらず、壊滅した土地や自然が残されているだけであった。
そして時は流れ、解散から7か月が経った頃、今度はアレンとアルバトリオンが激突を迎える。場所はフィオーレ王国南西で発生し、これも同じように監視用ラクリマで戦いを見守ることに成功した新生評議院であったが、信じられないような出来事が起こる。魔法の覚醒の最終形態である卍解、『妖精の皇帝』を発動したアレンであったが、その力をもってしてもアルバトリオンに終始押されている様相を見せていた。しかも、それだけでなく、アレンが消耗しているところに、アクノロギアが乱入。アクノロギアとアルバトリオンは手を組む形でアレンと戦闘を始める。アルバトリオンだけでも押されていたアレンに、アクノロギアが加わったことで完全に勝ち目がないと判断した仮設評議員は、この時点で緊急事態宣言を発令する。
元フェアリーテイルの魔導士であり、フィオーレの英雄といわれるアレンが、アクノロギアとアルバトリオン、三天黒龍の内、2体を同時に相手取っているという情報を受けた王宮やマグノリアを始めとした街、そして元フェアリーテイルの魔導士たちは、それぞれが手に着けていたことを即座に中断し、兵士を派遣し、祈るように見せたり、剰え南西へと足取りを急ぐものもいた。
新生評議院はアクノロギアとアルバトリオンから、アレンを救える算段はないものかと模索していたが、有効な手段などあるはずもなく、苦悶の表情を受けべながら戦いの様子を曲がめることしかできなかった。
だが、そんな新生評議院や追い詰められているアレンに転機が訪れる。深い青いニスデールを羽織った男と少女と思われる2人がアレンの元へと現れ、共に戦いを始めたのだ。特に
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