第73話 異変を終えて
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ー、なにを……んむッ!?」
「んっ……」
そしてそこにフィーが覆いかぶさってきて唇を重ねてきた。しかも前と違って舌まで入れてきたぞ!?
俺はフィーをどかそうとするがラウラに押さえつけられて動けなかった。その間もフィーの小さな舌が俺の舌に絡みついてくる。
暫くしてフィーも苦しくなったのか口を離した。透明な唾液の橋が俺とフィーを一瞬繋いで途切れる。俺は口元を唾液でべとべとにしながら息を整える。
「フィー、一体何をするんだ……」
「何を休んでいる、次は私の番だぞ?」
「えっ、ラウ……んぶぅ!?」
「ちゅうう……好きだぞ、リィン……」
フィーに抗議しようとしたが、今度はラウラに唇を奪われた。フィーと比べると激しくないがたどたどしい舌使いがかえってイヤらしい。
「リィンはわたし達の気持ちを知ってるよね?なのに他の女の子とラッキースケベしちゃうなんて悪い子だよ。んっ……」
「ちゅっ……そうだぞ。いくらそなたにその気がなくとも私達からすれば面白くないんだぞ。ちゅう……」
「だからわたし達がどれだけリィンの事が好きなのか言葉だけでなく体に教えてあげるね。れろっ……」
交互にキスをされるから俺は全く話せない。二人には悪いと思ってるけどあんなの予想できないよ!
でもそれを言ったところで二人からすれば言い訳にしか聞こえないだろう。
「だいじょーぶ、一線は超える気は無いから」
「ああ、流石に嫁入り前で父上に紹介もしていないのにそのようなことはできないからな」
「だからキスでわたし達の想いを分からせてあげるね」
「今夜は寝かせぬぞ、リィン?」
「わたし達の想い、ちゃんと受け止めてね?」
「んー!?」
その後俺は二人に思う存分分からせられるのだった……
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