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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第9章 解散編
第43話 解散
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ストはその願いを受け入れる形で承諾した。

マグノリアの街に帰ってきて早々、レヴィ達からアレンがフェアリーテイルを脱退したとの報告を受け、ナツ達は足早にギルドへと向かい、その扉を壊すかの如く開いて酒場に入る。
その音を聞き、酒場内にいるフェアリーテイルのメンバーが一斉に扉へと視線を移す。そんな様相をものともせず、ナツが怒号を上げるように口を開いた。
「おいっ!!アレンがフェアリーテイルを辞めたってどういうことだ!!!」
「マスターはおられるかっ!!!」
ナツの声に続けるようにして、エルザも声を張り上げる。
「俺たちも今さっき知ったんだ!もう何が何だか…」
「エルザ…これを…今朝カウンターに置いてあったアレンからの手紙よ…」
マックスがナツの質問に答えるように口を開くと、ミラが一枚の手紙をエルザへと差し出す。その手紙を読み進めたエルザは、目を大きく見開いたかと思うと、怪訝な表情を浮かべ、視線を移さず、その手紙をナツへ手渡す。
「ミラ…マスターは今どこに?」
「まだ帰ってないわ…」
エルザとミラそんな風に会話をしていると、同じく手紙に目を通したナツ達が怒ったように声を上げる。
「アレンの奴ッ!一人で三天黒龍を倒すつもりか!」
「私たちを巻き込みたくないって…」
「…一人で全部背負い込みやがって…ッ!」
カグラ、グレイがも同じように、且つ悔しそうに言葉を漏らす。
「ッ!この手紙が置かれていたのは今日の朝だろ!?ならまだ近くに、街にいるかもしれねえ!」
「もうすでに家や街の中は探し回ったわ…。恐らく、もう街の外よ…」
ナツの言葉に、ミラが悲しそうに答えた。
「ッ!!くそっ!!」
ナツは苦虫を噛んだような表情を浮かべ、ギルドから勢いよく飛び出していく。
「ちょ、ちょっと、ナツッ!」
「ナツー!」
ルーシィとハッピーがそんなナツを追いかけるようにして後をつける。そんな様相を見守っていたエルザが、力を込めていた拳をゆっくりと解きながら、ミラへと向き直った。
「アレンのこともそうだが…皆に此度の依頼でのことを話しておきたい…」
ギルドの皆は、アレンがフェアリーテイルを辞めたという衝撃的な事実を突きつけられたというのにも関わらず、すぐさま冷静さを取り戻したエルザに少し驚きを見せる。だが、エルザがアレンをどれだけ想い、慕っているのかを知っていた。故に、アレンが心配ではないのではなく、エルザをそうまでさせる話しであるということを理解する。
「…先の依頼、竜の情報を求める情報だが、依頼主はウルキオラと同じ破面、それも十刃だった…」
エルザの言葉に、ギルド内の喧騒は一瞬にして収まりを見せる。
「なっ…まじかよ…」
「よく無事だったわね…エルザ…」
エルフマン、ミラが、心底驚いた様子で小さく呟いた。
「ああ。ウルキオラとは
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