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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
みんなでお風呂に入る話
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度お栄ちゃんと話し合ってそういう日作るから。」
「…。」
しかし結局、それでもアビーは機嫌を治してくれなかった。
悪いことをしたなぁと思いつつ、食器を洗い、戸締りを確認して床に就く。
つくのだが…
(あれ……?)
まどろみの中、ふと目を覚ます。
何か違和感があって目を開け当たりを確認するとベッドのすぐ近く、
そこには僕に背を向けて何かをしているアビーの姿が。
「ア、ビー?」
身体が動こうとするも動かない。
確認してみれば四肢は太い触手にがっちりと固定されているではないか。
「アビー!?な、何をしてるの!?」
「舞さんを独り占めしてもいい、でしたっけ?」
ゆっくりと立ち上がる。
こちらを振り向き、にんまりと笑うアビー。
「さっき話し合ったの。じゃあ、今夜好きにしてよろしいかしら?って。」
その手に持っているのは、ローション滴るガーゼだった。
「!!!!」
ゾクリとした寒気が背中を駆け抜ける。
ここから逃げ出そうともがくも、触手がそれを許さない。
「お栄ちゃん!!ユゥユゥ!!だれかー!」
「そんな大声で叫ばずとも、ここにいるヨ。」
「えっ」
助けを求めお栄ちゃんの名前を呼ぶがその返事はすぐに返ってきた。
見てみれば僕のすぐ隣、そこにはスケッチブックを持ったお栄ちゃんと笑顔のユゥユゥが。
「やっぱりね、あたしも北斎さんもお風呂場のことはアビーちゃんに悪いなって思ったの。」
「だから今夜マイを好きに使えって言ったんだ。その代わりおれは年端もいかない少女に情けなくいじめられるマイを描く条件付きでナ。」
「えっ…えっ、えっ?」
つまり、
僕に味方はいないってこと…?
「さぁ舞さん。限界まで擦り続けたらどんな声で鳴くのかしら?」
「ま、待って…!僕ほんとにそれやだ!やなの!!ローションガーゼやだ!!!」
ギザ歯を覗かせにんまりと笑うアビー。
その手にローションガーゼを持ち、じわりじわりと僕に接近してくる。
「おちんちんもいいけど、乳首はどうかしら?舞さんとってもいい声で鳴いてくれそう…?」
「やだ…いやだああああああああーーー!!!!!!」
夜は長い。
長い長い、地獄の時間が始まった。
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