第72話 キャプテン・リード
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在ちょっと気まずい状態にある。というのも濡れた衣服をアーツで起こした炎で乾かしてるんだけど衣服を脱いでいるためお互い下着姿なんだ。
しかも人工呼吸したって事はその……キ、キスしちゃったことだし……ああするしかなかったとはいえやっぱり気まずいな……
「あ、あの……」
「な、なんですか……?」
「ありがとうね、弟弟子君のお蔭で助かったよ。君は命の恩人だね」
「無事で良かったです、本当に……」
「……そんなに気にしなくていいよ?そうしなきゃ私は死んでいたかもしれないし。それに弟弟子君が初めてのキスの相手なら嫌じゃないし……」
「そ、そうですか……」
……よし、気を切り替えよう。姉弟子は助かったんだしこれ以上このことを掘り返すのは良くないな、うん。
「ところでケビンさんは無事でしょうか?」
「どうだろう?急いで合流した方が良いのは分かってるんだけど……」
「水の中にはアイツがいますからね……」
さっきの魔獣が水の中にいる以上ここから進むのは危険だ。さっきは不意を突いたから追い払えたけど今度は向こうも警戒してくるだろうし奴のテリトリーである水中で戦うのは無謀だからな。
「……あれ?弟弟子君、この穴奥に小さい隙間があるよ?」
「えっ……?あっ、本当だ」
よく見ると穴の奥に亀裂があり本当にギリギリ人が通れるくらいの隙間があった。
「この隙間通れるかな?」
「ん〜……この姿なら何とか通れそうですね」
「えっ、この姿って下着姿の事?」
「はい、じゃないと通れないと思います。無理して通ろうとしたら最悪挟まってしまうかもしれません」
ミズゴケで滑るし服を着ていない今の下着姿なら何とか通れるかもしれない。俺は乾いた衣服を手に持って隙間を通ろうとする。
「どう、弟弟子君?」
「かなり狭いですね……でも何とか通れそうです」
俺はなんとか隙間を通って向こう側から姉弟子に返事を返した。
「姉弟子はどうですか?これそうですか?」
「んしょ……うん、だいじょうぶ!かなりキツイけどミズゴケで滑るからイケそうだよ!」
良かった、姉弟子もこちらに来れそうだな……ってええっ!?
「やったぁ!無事に通れたよ!」
「あ、姉弟子!前を隠してください!」
「えっ?」
姉弟子が女の子だと言う事を忘れていた!どういう事かというと女の子は男より胸が出てるから……その……
「きゃっ……きゃああああっ!」
壁に擦れて下着が破れてしまっていたんだ……
「み、見ないで!!」
「見てません!とにかく絆創膏を渡すのでそれ使ってなんとかしてください!」
俺は後ろを向いて姉弟子を視界に入れない
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