第9章 解散編
第40話 罰ゲーム
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ザとカグラを連れてギルド前へと移動する。そして、エルザとミラを地に伏させ、お尻を上げるような恰好を取らせる。
「…なぜ、通りの真ん中で…」
「こ、これはさすがに…」
ギルド内ではなく、戸外の、多くの者の目につく場所で恥ずかしい格好と姿勢を取らされている状況に、2人は顔を赤らめてプルプルと震える。
「ご主人様にお仕置きされるメイドさんってシチュエーション♪」
ミラはとても嬉しそうに言葉を発する。
「だ、だから、なんで通りの真ん中なのだ…」
「ギ、ギルドの中でいいじゃない…」
エルザとカグラは、マグノリアの住民を含めた周りの男性陣の邪な視線を受けながら、小さく呟く。
「うほー!これはいい!!」
「最高じゃねえか!!」
2人を囲むようにしてできた男性の集団の中から、野太い歓声が上がる。
「こ、これはなんとも…」
「屈辱的ね…」
エルザとカグラは、目線を落とし、今自分たちが置かれている状況に恥ずかしさを覚える。
「さあ、言って頂戴…許してくださいご主人様…と」
そのミラの言葉に、エルザとカグラは目を大きく見開き赤面する。
「こ、断る!」
「そんなの言えない!」
エルザとカグラは、強く否定する。その言葉にミラはゆっくりと目を細め、エルザとカグラの大きなお尻を思いっきり叩く。
「言わないか!このはしたないメイドめ!!」
バチンッ!バチンッ!とミラの手が2人のお尻を何度も打ち付ける。そのたびに、パンッ!パンッと短く高い衝撃音があたりに響く。ミラの姿は、接収によって悪魔の姿となり、まるでかつてのわがままツンツンミラへと逆戻りしている様子であった。
「これが好きか!もっと叱ってくださいと言いな!」
「「あっ!うっ!はぁっ!!」」
何度も何度もお尻を叩かれる2人は、その都度短い悲鳴を漏らす。叩かれる音と2人短い悲鳴の度に、周りの男どもは「おぉー…」と感嘆の声を漏らす。
その声聞き、2人は更に恥ずかしさを覚え、屈辱が心を支配する。
「私はこんなに恥ずかしいメスですっていいな!嬉しいか!気持ちいか!やめないでくださいか!」
完全にスイッチの入ったミラは、エルザとカグラの尻をしばき倒す。そんな様子を見ていたマカオ、ワカバ、リサーナが呆れた様子を見せる。
「…完全に昔のミラ姉に戻ってる…」
「エルザとカグラもよく我慢してる…」
「後が怖えから見なかったことにしよ…」
3人はそう言葉を漏らして身体を後ろへと向ける。そして、目を見開く。そこには、真っ白なスーツに身を包んだガジルが、ギターを片手に何やら演奏を始めていたからである。
ガジルは、今ではもうフェアリーテイルに広く浸透しているが、ギターをこよなく愛する男である。だが、そのギターの腕前は微妙であり、奏でる曲もこれまた微妙な自作の曲であり、皆が呆れた様子で見守ってきたのは言
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