暁 〜小説投稿サイト〜
フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第9章 解散編
第40話 罰ゲーム
[2/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
形を変えて実施することにした」
マカロフの言葉に、酒場の皆が「えぇー!!」と声を張り上げる。どうやら、いつもの戦闘スタイルではなく、魔法なしのじゃんけんで行うとのことだった。
「いいじゃねえか!分かりやすくて!!」
「じゃんけんに負けたら一日言うこと聞くって…代償がデカすぎない?」
「でも勝ち進めば賞金100万ジュエルか…」
「弱い俺達でも可能性あるぞ、こりゃ!」
ナツ、ルーシィ、グレイ、ジェットが口々に言葉を漏らす。
「おお、こりゃ面白いことになってきたな…そんじゃあ、高見の見物と行こうか…」
アレンはそんな様子のフェアリーテイルのメンバーを見つめ、嬉しそうに言葉を呟いた。

急遽形を変えて行われることとなった毎年恒例フェアリーテイル激烈トーナメント戦は、一回勝負のじゃんけんとして開幕することになる。
参加者は約50名で、1回戦勝ち抜きが25人、2回戦勝ち抜きが13人、3回戦勝ち抜きが7人、4回戦勝ち抜きが4人、5回戦勝ち抜きが2人とし、決勝まで駒を進めたのは、エルザとミラであった。エルザとミラによる決勝戦は、ミラの一発勝ちとなり、エルザはあと一歩のところで優勝を逃し、出したチョキをしまうことなく、プルプルと震えながら敗北を喫する。
負けたことで一日なんでもいうことを聞かなくてはならないものは数多くいたが、ここでは、ルーシィとレヴィがガジルの、グレイとリオンがジュビアの、ナツとエルフマンがラクサスの、ウェンディとユキノがカナの、エルザとカグラがミラの言うことを聞かなくてはならないという5つの組み合わせを紹介していきたい。
まず、エルザとカグラがミラの言うことを聞くという内容から紹介していく。
ミラは2に対して、とある服を差し出す。
「とりあえず、これを着てもらおうかしら♪」
ミラが差し出したのは、メイドの服であった。エルザとカグラは渋々と言った様子でその服を纏ったが、意外にもその可愛らしい服に思わず楽しくなってしまう。周りのギルド男性陣も眼福と言った様子で見つめている。
「なんだ、こんな格好をするだけでいいのか?」
「これならどうということはないわね」
エルザとカグラは、豊かに実った胸を見せびらかすようにして強調して見せる。そして、2人は辺りを見回しながらある人物を探す。この姿を見て欲しかったのだが、その人物を視界に捉えることはできなかった。
「ふふっ!とっても似合ってるわよ!エルザ、カグラ…でも、言葉遣いがなってないわね…。それに、もう少し恥じらってもらわないと面白くないわ…」
ミラはどこかつまらないと言った様子で言葉を漏らした。
「それは無理だな」
「残念だったわね」
エルザとカグラは誇らしげに口を開く。すると、ミラが思いついたように笑顔を見せる。
「じゃあ、こうしましょう!」
ミラがそう言うと、エル
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ