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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
始まりの章-世界は終わった、しかし物語はここから始まる-
お姉ちゃんとショタと兄との約束
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んのだ。」
「日本をリビルド…ポスターにも書いてありましたね!」

そう言いながら、身体をくっつけてくる看板娘。
知らず知らずのうちに腕を組んだりなどして、その距離はどんどん近づいてくる。
なんだ?気があるのか?持ち帰ってやろうか?

「その為に、私は何だってする所存なのだよ。」
「へぇ……何でも、ねぇ。」

なんともまぁ艶っぽい視線をこちらに向けてくる
やはり向こうは気がある。

そう、思った時だった、

「自分のためなら殺しだって、しますもんね。」
「……っ!」

笑顔がひきつり、私は椅子を倒して慌てて立ち上がって後退る。

相手はニッコリと笑い、こちらを見上げている。
笑顔の仕方は同じ、だがしかし、先程とはまるで違いとても恐ろしく感じた。

「な、なんだ!?失礼だぞ目上のものに向かってそんな冗談は!!」
「冗談?嘘つかないでくださいよ。ここに来るまでにその未来の希望をたくさん犠牲にして生き残ってきたじゃないですか。」
「ふざけるな!!おい店主!!」

店主を怒鳴るように呼びつけるも、彼はこちらなど一切向かず、何処吹く風と言った具合にグラスを磨いている。

「店主!!おい!!おい!!!」
「ここは静かにお酒を嗜む場所だ。他のお客様にも迷惑になるのであまり騒がないでいただきたいのだが。」
「そんなことはどうでもいい!!今すぐこの女をクビにしろ!!」

他のお客様?バカを言え。
ここにいるのは貴様らと私だけだろうが。
怒鳴りつけてやると、ジジイはわざとらしくため息をついた。
そして、奥からまた新しい女性が出てくる。

「あら、うちのマキさんが何かしましたか?」
「失礼にも程があるぞ!!私が人殺しだと!?ふざけるな!!世が世なら警察を呼んでいるぞ!!」
「あら…だって……



あなたに殺されたって人が、周りに沢山いるじゃないですか▲
「!?」

辺りを見渡すが、そこには案の定何もいない。
何もいない、はずだった

「どうして…?どうして…?」
「苦労は買ってでもするもんだって、言ったくせに。」
「死にたくなかった。なのに…」

聞こえる。
空耳でも気の所為でもない。
確かに聞こえる。
苦しそうに呻き、恨み言を吐く死んでいったあいつら≠フ声が
まさか……あのジジイが言った他のお客様≠チて……!

「ほら、きこえません?」
「うわああああやめろ!!やめろ!!!悪ふざけもここまでにしろ!!訴えるぞ!!」

恨み言を吐き、こちらをじっと見つめる者達。
ここにいることが耐えきれなくなり、ついに私は逃げ出した。
幽霊達を押し退け、私は無我夢中で走り出す

「ひぃ、ひいい!ひいいいーーっ!!!」

情けない悲鳴をあげながら、彼は
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