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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第8章 冥府の門編
第37話 三つ巴の戦い
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、フェアリーテイルのメンバーは身体を震わせ驚きを表現する。
「お、おい…何言ってんだ、ヒノエ…ミノト…」
「まさか…本当に…」
「奴の言ってることが真実だとでもいうのか!?」
ラクサス、エルザ、ジェラールがこの上なく困惑した様子で口を開く。
「そうだね…あれは僕がまだ…ッ!!」
ゼレフはその経緯を語ろうと小さく呟く様子を見せたが、急に空を見上げて目を見開く。
「…?どうしましたか?」
ゼレフの驚いた様子に、皆が怪訝な表情を見せ、ミノトが語り掛ける。
「まさか…いや、だかこれは…」
ゼレフは暫く狼狽した様子を見せていたが、思考を放棄するようにしてくくっと笑い始める。
「なんだ…どうしたってんだ!」
「おい、ゼレフ!」
ビックスロー、フリードがそんなゼレフに激高するが、ゼレフが2人を視界に入れることはなく、ただただ空を見上げていた。
「ふふふっ…はははっ…これは予想外だ…まさか、まさか直接姿を現すとは…!」
ゼレフの言葉に、皆が同じように空を見上げる。すると、厚い雲に覆われた空の一点が、渦を巻いて小さい穴を形成していた。
「…いや、違うか…奴が…アクノロギアが呼んだのか…」
ゼレフの言葉と同時に、ヒノエとミノトが何かに気付いたように目を見開く。
「この感じ…古龍!!」
「まさか…」
ヒノエとミノトの言葉に、ゼレフはゆっくりと視線を2人に移す。
「そうか、そうだったね…あれは、あいつらは…元々君たちの世界の龍だったね…」
ゼレフの言葉に、ヒノエとミノトは、空から襲来する古龍を断定するに至る。
「そうか…全てを終わらせに来たのか…煌黒龍、アルバトリオン…!!」
その言葉に、その場にいるもの全員が、恐怖と驚愕、信じがたいといった表情を見せた。

アクノロギアとの戦闘を始めたイグニール、スキアドラム、バイスロギアは、1対3という数の優位性を生かし、アクノロギアに攻撃を仕掛けるが、そのダメージは微々たるものであることを察する。
「やはり、さらなる力をつけておったか…アクノロギア…」
「ふふっ…我は竜の王アクノロギア…貴様らも他の竜と同じように滅してやろう…」
アクノロギアはそう告げると、大きく咆哮を上げる。
「自らの力を過信しすぎだ…アクノロギアよ…いくら貴様でも、我らと同時に戦って、無事で済むはずがない…」
スキアドラムの言葉に、アクノロギアは、ニヤリと笑みを零す。
「貴様らこそ過信しすぎだ…数で攻めれば我を倒せると思ったか?…それに、我は過信などしておらぬ…その証拠に、そろそろ同胞も来る頃だろう…」
アクノロギアの含みある言葉に、イグニール達は驚いた様子を見せる。
「なんだと…まさか…」
そんな風に驚きの声を上げたイグニールであったが、それは地上から火を吹いてこちらに向かってくる一人の青年によって遮
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