男装の勇者
第六話:仲間を探し求めて
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な真っ黒いものが───)」
キラゴルド
「おいおいクソアニキ??いくらそいつにちっさいムネがついてるからってそれガン見すんなよ??おれはそれよりデカくなってやるかんなっ?」
カミュ
「キラゴルド様は、知っているんですか? ジュイネさんの胸元の真っ黒いもの??」
キラゴルド
「あぁ??それは間違いなくあの御方??魔王様の強烈な闇のチカラによる傷痕ってもんよ。いずれそいつ自身を喰らって、魔の物に成り果てるかもなぁ? 面白いじゃねーか、勇者が魔物になるってのも見物だぜぇ?」
カミュ
「(魔物??ユウシャの、ジュイネさんが───)」
キラゴルド
「さぁて??おれの下僕の犬らしく、そいつの身体にむしゃぶりついてあらゆるとこ噛み付いてやれよ??きっといい鳴き声上げてくれるぜ?」
カミュ
「そんな事??したくありません??」
キラゴルド
「あ"ぁん? おれ様の言うことを聞けないたぁいい度胸してんじゃねーかクソアニキ。虐められる仔犬みてーにまたキャンキャン鳴かしてやるかッ?」
カミュ
「???ッ」
キラゴルド
「クソアニキ??ほんとはソイツに気があるんだろ。我慢すんなよ??自分の気持ちに正直になれって。蹂躙してやんだよソイツの何もかも。オマエのモンにしちまえ??特別に許してやるからよ」
カミュ
「(ジュウリン??よく分からないけど、ジュイネさんの全部をオレのものにしていいってことか???)」
カミュはそこでおずおずと、ジュイネの左肩に口元を近づけ思い切って強めに噛んでみる。すると相手の身体は一瞬ビクッと反応し微かに呻き、それを耳にしたカミュはもっと別の場所??身体のあらゆる場所を噛んでみたい衝動に駆られる。
カミュ
「(なんてやわらかい肉質なんだろう??本当に食べてしまいたい??けどそんな事したらジュイネさんのキレイな身体がボロボロになってしまう??そうならないように、出来るだけ甘噛みにしよう。歯型くらいは付けていいよな??オレのモノって証明にもなるし)」
甘噛みしながら舌先も駆使しあらゆる箇所を舐め回す。その度に相手は身体を痙攣させ消え入りそうな儚い声を上げて喘ぎ、それを上座の玉座からキラゴルドは頬杖をつき楽しげに眺めている。
キラゴルド
「いいプレイの仕方知ってんなぁ??クソアニキも所詮飢えた獣でしかねーのな」
黄金兵
「キラゴルド様、大変です??!?」
キラゴルド
「んだよ騒々しい??今いいとこなんだから邪魔すんなよ下僕如きが」
黄金兵
「し、しかし四人の人間が黄金城を襲撃し、破竹の勢いで玉座の間に向かっておりま───ギャア!?」
グレイグ
「??見つけたぞ、黄金城の親玉めッ!」
キラゴルド
「あーぁ、
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