第二章
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ぞれが司るものをだ」
「守るべきだ、わしは火でだ」
「わしは熊だな」
「まさにそれぞれをな」
「守るべきだな」
「カムイが乱れては世が乱れるからな」
そうなるからだというのだ。
「いいな」
「わかった、ではな」
「これからもだ」
「カムイが過ちを犯すとだな」
「仕置きは厳しくだ」
「そうなるな」
「これからもな」
こう話してだった。
二人は今はサルナシの実を食べていった、もうマタタビの実は食べていなかったがそのまずさは覚えていた。そそて過ちを犯し二度と口にしたりしない様になろうと誓い合ったのだった。
熊のマタタビ 完
2022・5・14
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