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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
解けない誤解
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週また一夏さんが誘ってくれると思いますし、凰さんも一緒にどうですか?」

「い、いいの!?」

「まあ一夏さんなら私が提案する前に誘ってくれると思いますよ?」

「ん……んん……そう、一夏の頼みならしょうがないわね。仕方ないから私も手伝ってあげるわ!」

 これが所謂ツンデレ………というやつですか……

 エッヘン! と腰に手を当てる凰さんを見て私はそれしか思いつきませんでした。

「それにしても……えらい余裕ねあんた」

「ふえ?」

「そうか……これが強者の余裕ってやつね。あの二人と比べてよっぽど……ブツブツ」

 あ、あのー、鳳さーん? 何かすごい誤解してませんか? 乱入騒ぎの時も誤解してましたけどもしかしてそのままだったりします? 今なら邪魔も入りませんし誤解を解くチャンスですね。
 私が弁解しようとしたとき、凰さんが何かを思いついたように呟きました。

「そういえばカストの部屋って一夏の隣なのよねえ……」

「は? はい、そうですけど……凰さん?」

 何か物凄い嫌な予感が……!

「ああ、いいのよ! 凰さんなんて他人行儀な物言いしなくて! 一夏と同じように鈴って呼んで、カルラ(・・・)!」

 物凄い笑顔が怖いんですけど!
 そういえば笑顔って元々攻撃的なものって聞いたことありますよ!

「でね? カルラ。私たちって友達よねえ?」

「え、ええっとぉ……」

「今日から私の部屋もここにしたいんだけど良い? 良いわよね! 良いと言え! 返事は聞いてない!」

「拒否権無しですか!?」

 ひどい! ここに小さな鬼がいます!

「あったり前じゃない! 友達の頼みは聞くものよ!」

「まあ……いいですけどね。私は」

 元々二人部屋のせいで持て余してる状態でしたし別に鈴さんが入ってきても……

 そう思ったとき……


コンコン


 誰かが扉を叩く音が……最近このノックの音がすごい怖いんですけど病気でしょうか?

「カルラいるか? 少し話があるのだが……」

 扉の向こうから聞こえた声は……箒さんの声ですね。

「はい。開いていますのでどうぞ」

「うむ、では失礼する……っ! 何故貴様がいる!」

 箒さんは入るなりベッドに寝転んでいる鈴さんを指差して叫びました。

「何よ? 私がいちゃいけないの? さっさと用件すませなさいよ」

「む……その言い方は気に入らないが……確かにもっともだ。カルラ、折り入って頼みがあるんだが……」

「はあ、なんでしょう?」

 嫌な予感しかしません。

「その……だな……実は部屋変えが言い渡されてな。相手の部屋も決まっているのだがどうもその……何というか……そう! 私が
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