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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第7章 日常編
第30話 驚愕
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度同じ質問をアレンにぶつける。
「そ、それで一体どんな依頼なんだ!」
アレンはその質問に、一呼吸おいてから答えた。
「詳しいことは書かれていないが、煌黒龍アルバトリオンの目撃情報があったらしい。その討伐が依頼内容だな…」
アレンの言葉を聞き、更なる驚愕の雰囲気が酒場を包む。
「煌黒龍…三天黒龍の一角か!」
「そんな依頼…」
「アレン、まさか行く気ではあるまいな!」
カグラ、ミラ、エルザがアレンに詰めるように声を掛けるが、アレンは手紙から目線を外すことなく、怪訝な表情を浮かべている。
「…アレンよ、わしはお前の決断を尊重しよう。フェアリーテイルのことは気にするな」
「………ッ!」
マカロフの言葉に、皆の頭に?が浮かぶ。そんな様子を見て、マカロフはため息をついた後に、言葉を続ける。
「…実はな、評議院からフェアリーテイルの解体命令の最終忠告が出ておる…」
その言葉に、皆が立ち上がり、怒りの声を上げる。
「なんだとっ!!」
「ふざけんなー!!」
「…どういうこと?」
ナツ、グレイ、ウルティアが闇のオーラを放ちながら怒りを口にする。だが、それ以上に低く唸った声が酒場を支配する。
「「…本当になぜか、分からないのか?」」
狙ったようなマカロフとアレンの言葉に、皆がしり込みする。原因はわかりきっている。依頼の度に一般人に被害者を出したり、建造物を壊したり、挙句の果てに街を半壊させたりなど、最強ギルドという名を有してはいても、フィオーレ一の問題ギルドとして評議院から目をつけられているのは皆、承知の上であった。
「はぁ…依頼の内容に付け加えるようにして、請け負わない場合、フェアリーテイルの解体を視野に入れてるって書かれてるんだ…さて、どうすっかなー…」
内容が内容だけに、メンバーは怒りでプルプルと震えているが、アレンは特に深刻な様子は見せていない。そう、評議院の意図が分かっている分、怒りは特になかった。
メンバーが、「いくら何でも横暴だ!!」という声を上げる前に、アレンが口を再度開く。
「ま、いつかは戦わなきゃならねーんだ。とりあえず、評議院に顔出して詳細でも聞くかな」
アレンはそう言って席を立ちあがるが、左右から両手を掴まれて身動きを封じられる。
「なにを…言っているんだ、アレン」
「そんなもの、ダメに決まっているだろう…」
エルザとカグラが、今にも消え入りそうな声で呟く。
「…エルザ、カグラ…」
2人の様子を見て、アレンは思わず言葉を詰まらせる。そんな様子を見て、マカロフが口を開く。
「…アレンよ、お主もわかっておると思うが、アルバトリオンなど、お主でも無事ではすまん相手じゃ…くどいようじゃが、死ぬつもりじゃあるまいな…?」
マカロフの唸るように声に、アレンは目を見開くが、すぐにふっと笑いかける。
「…俺は
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