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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第7章 日常編
第30話 驚愕
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れはある者の言葉によって遮られることとなる。
「アレンよ、王国からお主宛のモノと、評議院とマスターボブから、わしとお主宛で手紙が届いておるぞー」
その声は、いつものようにカウンターのテーブル部分に座っているマカロフのモノであった。
「あ?んー、マスター先に読んでいいぞ」
「そうかのう?むぅ…」
アレンの言葉を聞き、アレン単名宛の王国からの手紙をアレンに託した後、マスターは手紙を一つ開く。
「おー、マスターボブから青い天馬に遊びに来てほしいって連絡じゃ…」
マカロフは一通り目を通した後、アレンへと手紙を手渡す。
「あー、そういえば一夜とそんな約束したっけ…何々…5日後か…まあ、予定もないし、行くかなー」
アレンの発言に、左右に座るエルザとカグラがビクッと震える。
「アレン…いかない方がいいのでは?」
「危険な気がする…」
「…何が?っていうか、お礼もしないといけないし、ホストってのもやってみたいしな」
アレンの発言に、ミラ含め3人が顔を赤らめて俯く。
「アレンのホスト姿…」
「見に行きたい…」
「し、しかし…」
ミラ、カグラ、エルザがもじもじしていると、マカロフがバッと立ち上がり、怒号を上げる。
「な、なんじゃとー!!」
「ど、どうしたんですか?マスター」
「一体何が…」
ミラとエルザが驚いたように声を上げる。
「…アレンよ、評議院から依頼じゃ…」
「あ?何だってんだ…ッ!!マジか!」
マカロフから受け取った手紙を見て、アレンは声を荒げる。
「…禁忌クエストとはのー…やつらもこき使ってくれる」
マカロフは怒りを含んだ声で、口を開く。
「なっ!禁忌クエストだと!!」
「バ、バカな!!」
エルザとカグラがその名を聞き、悲鳴に似た声を上げる。
「禁忌クエスト?」
その様子を見て、カウンターの後ろのテーブルにナツやグレイ、ウェンディと共に座っていたルーシィが首を傾げる。
「禁忌クエスト…100年クエストを超える、史上最高難易度の依頼よ…」
ミラが畏怖を含んだ物言いで呟くと、ルーシィやウェンディが驚愕の表情を浮かべる。
「100年クエストの上!!100年クエストが最高難度じゃなかったの!?」
「い、一体どんな内容なんだろうね、シャルル…」
「ええ、興味あるわね…」
ルーシィ、ウェンディ、シャルルが呟き終わるのを見て、ミラが再度口を開く。
「禁忌クエストは、100年クエストのように達成されなかった期間があるわけじゃないんだけど、あからさまに100年クエストと同等かそれ以上の難度であると認められ、且つそれが世界の秩序に直接的に影響する場合に、評議院が認定して依頼を出すものなの。私も実際に禁忌クエストの依頼を知るのは初めてよ…」
ミラの言葉に、酒場が一気に静寂に包まれる。それを破るように、カグラが再
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